評判のグローバル・プロスペクティブ・ファンドの今後(2022-23)を見通す!

日本の投資信託(含むETF)分析

【愛称:イノベーティブ・フューチャー】掲示板で評判のグローバル・プロスペクティブ・ファンドの今後の見通しを含め徹底評価!

2022年11月21日

グローバル・プロスペクティブ・ファンドは日興アセットマネジメントが販売している投資信託です。

グローバル・プロスペクティブ・ファンド

 

既に基準価額が10,000円を切っており、あまり期待ができませんが見ていきたいと思います。

ちなみにグローバルという名前がつくファンドは星の数ほどあります。「グローバル」とつけると販売が捗るのかもしれません。成績が良いものは筆者が見てきた限りは少ないです。

 

 

グローバル・プロスペクティブ・ファンドとは?どんな投信?

具体的に中身をみていきましょう。

 

「破壊的イノベーション」を起こし得る会社へ投資

投資対象は世界の上場株式の中から「破壊的イノベーション」を起こし得るビジネスを行う企業の株式を投資対象とするようです。

「破壊的イノベーション」と聞くと嫌な予感しかしません。米国のグロースファンド、ARKが銘柄選定をしているということですね。

2020年は株式市場のヒーローだったファンドですが、2021年以降は大暴落しています。

ARKKの株価チャート

 

既に負け戦感溢れる投資信託ですが、根気よく調べていきたいと思います。

 

組入上位10銘柄の顔ぶれとは?

2022年10月末のポートフォリオは以下の通りです。

 

No. 銘 柄 名 業 種 比率
1 ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ 情報技術 米国 9.30%
2 テスラ 一般消費財・サービス 米国 8.40%
3 ロク コミュニケーション・サービス 米国 7.50%
4 CRISPRセラピューティクス ヘルスケア スイス 4.80%
5 ブロック 情報技術 米国 4.80%
6 イグザクト・サイエンシズ ヘルスケア 米国 4.50%
7 テラドック・ヘルス ヘルスケア 米国 4.40%
8 ショッピファイ 情報技術 カナダ 4.40%
9 ユーアイパス 情報技術 米国 4.30%
10 インテリア・セラピューティクス ヘルスケア 米国 4.20%

 

全くARKの2020年からの主力ポートフォリオの内容が変わらないと思います。ズーム、テスラ、ロク、全て暴落しました。

ポートフォリオを変えないのはもはやわざとでしょう。人気銘柄を並べていれば、初心者投資家は「未来を信じて」投信を買ってくれますからね。2021年後半にこの投信をお奨めするような金融機関は心からどうかと思います。

ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ 株価

テスラ 株価

ロク 株価

 

手数料

グローバル・プロスペクティブ・ファンドは指数に対してプラスのリターンを狙うアクティブ型の投資信託です。

一般的にアクティブ型投信は高い手数料となっているのですが、ジェイリバイブの手数料は非常に高くなっています。

 

購入手数料は3.3%で、信託報酬は年率1.658%となっています。つまり、初年度は年間4.958%の手数料が発生し、翌年度以降は1.658%の手数料が発生します。

 

他のアクティブ型投信と比べても高い手数料水準となっています。

関連:インデックス型投信(=パッシブ)とアクティブ型投資信託はどっちがおすすめ?成績や手数料を中心に金融庁データをもとに徹底比較!

 

 

グローバル・プロスペクティブ・ファンドのリターン・利回りとは?

グローバル・プロスペクティブ・ファンド

 

上記は10月末時点であり、基準価額はまだ10,572円でしたが、現在は10,000円を切ってしまっています。

コロナバブルを全て乗り切った素晴らしいリターンを出していましたが、金融引き締めに転じると同時に急降下してしまいました。このようなテーマファンドは、個人投資家の手腕が問われてしまうので、「投資信託のプロの投資家に運用を任せる」という運用とは程遠いものであることがわかります。

 

暴落局面が来る前に、営業した窓口や営業員は個人投資家に注意喚起したのでしょうか?

窓口や営業員は販売のプロであり、きっと暴落がいつ来るのかなどそういった発想もきっとないのでしょう。筆者なら2021年10月頃には既に米FRBがBS縮小、利上げをシグナルしていましたので、こんなファンド即売りです。

 

年間リターンは以下の通り悲惨なことになっています。投資信託で-58%はあまりにも酷いです。投資初心者にこんなファンドを売りつける金融窓口などはもう少し責任を取ったほうが良いように思います。

 

1カ月 3カ月 6カ月 1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率) 設定来
トータルリターン 4.90% -7.55% -11.58% -58.78% 4.32% -- -- 5.72%

 

ナスダック、S&P500と比較してもこの1年は散々な結果です。(02312196=グローバル・プロスペクティブ・ファンド)

グローバル・プロスペクティブ・ファンドと指数の比較

 

 

 

グローバル・プロスペクティブ・ファンドの掲示板での口コミ評判

以下はYahoo!掲示板ですが、ファンドが大暴落すると販売会社の項目が空欄になってしまうのでしょうか・・・?

「イノベーティブ・フューチャー
基準価額 11/18
9,721円
-126(-1.28%) ⤵️⤵️⤵️」

「ティー・ロウ・プライス 米国オールキャップ株式ファンド はいかが?とみずほから電話がかかってきた。 グローバルプラスペクティブで大迷惑をかけてすみません的なことも
言われた。どうしよう。ドツボにハマるかなぁ。。」

「2週間ほど前に担当者から電話があり、アメリカの中間選挙が終わったらUS関連のものは上がるはず、と…
あまりにも下がったのでいよいよ手離すのではと心配されたのかしら
口うるさいけれどそれほど大口ではありませんぞ」

「ツイッターに大手広告撤退
テスラにも影響有るだろうな」

「いつのまにか販売会社が空欄になってる😳」

 

 

グローバル・プロスペクティブ・ファンドの今後(2022-2023)の見通し

同ファンドはわかりやすくハイテク成長株への投資ですので、長期金利が下がらない限りは永遠に上がってきませんし、長期金利が下がっても選りすぐりの銘柄しか株価は上がってきません。

金利がいつ下がるか?というと、2023年後半だと筆者は考えています。現在はまだまだFRBは利上げ中でして、75bpの利上げをようやく止め、50bpの利上げを現在は実行しています。

 

これはインフレがしっかりピークアウトするようであれば、50bpの利上げも25bpの利上げに下がっていきますし、ターミナルレートも固まってくるでしょう。

しかし、インフレがこのままピークアウトするとは思えず、そして50bpの利上げ自体がまだまだ凄まじい上げ幅であり、利下げ転換にはまだまだ時間がかかるものと思います。

 

また、株式市場自体が利下げ転換した後に暴落を経験している歴史があります。

fedpivot

 

つまり、グローバル・プロスペクティブ・ファンドの下落はまだまだ続く可能性があるということです。

グローバル・プロスペクティブ・ファンドをどうしても買いたいのであれば、少なくともFRBが利下げ転換したのを確認してからで良いでしょう。

 

ただし、利下げ転換したとしても、ポートフォリオ上位にいるズームやロクが上昇するかはわかりません。筆者はこの2つの銘柄はコロナ特需で成長した銘柄だと感じており、今後もまだ事業に伸び代があるかというと疑問ばかりです。

グローバル・プロスペクティブ・ファンドのようなテーマファンドに関しては、どうしてもポートフォリオ上位銘柄の個別銘柄分析が必要になってくるでしょう。手間を考えると、余計に買いたくないファンドですね。

締め括り

 

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おすすめ投資先ランキング

長期で資産を着実に育てる

 

資産運用で資産を増やす方法は様々あります。効率を求めるのであれば、株式投資が最良の選択肢であることは疑いようのない事実です。

過去の歴史を見ると、それは火を見るより明らかです。「市場が伸びるところ」が最も効率よいです。苦労なく成果を挙げられます。

 

各資産の超長期リターン

 

しかし、株式投資も医者になるくらい勉強をしなければ勝てません。であれば、我々は早々にリスクの高い個別株投資という選択肢は捨てるべきです。

そして、投資のプロが運用する「ファンド」(投資信託、ETF、ヘッジファンド)を選ぶべきなのです。

ここでファンド選びが最も大切です。長年、筆者も資産運用を実施してきました。

 

結局は絶対にマイナスになる年を作らない、小さい利回りでも良いのでしっかりプラスを出す、それを長年続けるファンド。このようなファンドを活用することがベストプラクティスであり、正しい資産運用です。資産が強烈に伸びていきます。

 

上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング記事を作成してみましたので参考にしてみてください。

 

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