BMキャピタルは私募ファンドなので投資信託のようにネット経由で購入することはできません。
ただ、公式ページ経由で問い合わせを行うことで面談をして契約をすることも可能となっています。
通常ヘッジファンドは知り合いからの紹介ベースなので、能動的に動くことでアクセス可能なのは嬉しいですね。
ただ、正直私募ファンドの面談なんてした経験がある方はないかと思います。
怖い部屋に連れていかれるのではないか?
出資を強制されるのではないか?
そもそも知識がないが大丈夫だろうか?
様々な不安を持って躊躇っている方も多いと思います。
確かに私も面談申し込むかどうかは相当悩みましたし、当日まで不安だった記憶が鮮明に残っています。
本日は過去の私のような方に向けて、BMキャピタルの面談がどのようなものだったのか?
体験談をベースとしてお話ししていきたいと思います。BMキャピタルの公式・詳細については以下です。
BMキャピタルの詳細については以下でお伝えしています。疑問点などあるのが通常ですので、直接担当者に概要説明と併せて聞いてしまうのが早いとは思います。
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BMキャピタルの問い合わせ方法と面談までの流れとは?
BMキャピタルに面談を申し込みにはホームページから申し込む必要があります。
BMキャピタルはホームページにアクセスして以下のFormを産むことで申し込むことができます。
簡単な例をお伝えすると以下となります。
氏名又は法人名(必須) | 山田太郎 |
メールアドレス | yamada.taro@gmail.com |
電話番号 | 090-9999-9999 |
都道府県 | 岡山県(プルダウン選択式) |
住所 | 岡山県赤磐市桜が丘西1-1-1(仮) |
生年月日 | 1975年2月1日 |
希望出資額 | 1000万円〜3000万円 |
その他備考 | (例)岡山ですが大阪まで出向くことは可能です。オンライン面談も可能でしょうか? |
といった具合に記載して一番下の「送信」ボタンを押します。
希望出資額に記載した金額を必ず出資しなければいけないというものではありません。
話を聞いて出資しないという判断をしたり、記載した金額より少ない金額を出資したり、さらに多く出資することも出来ます。
あくまで目安の金額ということですね。1億円投資できるとしても、あえて1000万円と書いて話を聞いて判断ということも可能ということです。
希望出資金額に関しては最低1000万円未満となっていますが、申し込みページの下の質疑応答欄で以下の記載がなされています。
Q:最低投資金額はいくらからですか?
A:原則として1,000万円から受け付けております。1,000万円以下での投資希望の場合は弊社役職員とご相談ください。
ファンドラップの中には3000万円を最低出資額に設定しているものもあることから、1000万円という閾値は特別に高いというわけでもなさそうです。
申し込んだ後に担当者から以下のメールが届きました。まずメールをしてから電話をするという点で丁寧な営業だなと感じました。
担当な方からの電話を受けて、
✔︎ オンライン面談にするか?
✔︎ どこで面談を行うか?
という点を調整して面談をするという流れになります。
以下のHPから問い合わせを行うことができますので、申し込んで面談を受けてみましょう。
投資をしないとしても勉強になる点があることは保証します。
BMキャピタルの面談を受けることができる場所とは?
面談を受けることができる場所について気になる方もいらっしゃると思います。結論からいうと全国で面談を受けることができるそうです。
東京、大阪はもちろんのこと、地方にも営業員が出向くという体制が整っているそうです。
地方に関しては地方毎の面談を取りまとめて一気に回っているそうです。
また、海外で駐在中の方や、現在のパンデミックの影響もあり対面での面談が難しいという方もいらっしゃるかと思います。
そのような方に向けてZOOM面談の機会も設けているそうです。
私が出資した時はオンライン面談は用意されていなかったので、今はテクノロジーの進展で面談を受けやすくなったということですね。
時代に即して変化していっているということが分かります。海外駐在中でも投資することが可能です。
→ 海外赴任中の駐在員におすすめの資産運用とは?日本の証券口座で株や投資信託を購入できない駐在員に適した投資先とは?
筆者の場合は東京だったので東京駅近くのラウンジで森山氏との面談となりました。
→ 東京大学卒ファンドマネジャーが運用するBMキャピタルの会社概要を総括。森山武利氏を始め経営体制も外資系投資銀行、総合商社など出身者で運営
地方の方もおそらく主要な駅近辺でのラウンジになるのかと思います。筆者は東京駅直結のラウンジでの面談でした。
雑居ビルなど個室空間での面談ではないので安心して大丈夫かと思います。人目が多いところでの面談となります。
個室での面談であればどうしようと不安でしたが、人目の多いところでの面談ということで安心した記憶があります。
面談内容とは?何が語られているのか?5chの懸念は払拭できる?
では肝心の面談内容に移りたいと思います。
森山氏は見た目は50代くらいの方でスーツをきてしっかりした方という印象を持ちました。
→ 東京大学卒ファンドマネジャーが運用するBMキャピタルの会社概要を総括。森山武利氏を始め経営体制も外資系投資銀行、総合商社など出身者で運営
後で調べたら新卒はホンダ技能工業、金融界に転身、山一証券からの日産証券出身ということで確りした経歴の持ち主であることが分かりました。
面談内容は以下の順序で進みました。
随分前のことですので、忘れている部分もあるかと思いますが大まかには以下の内容で進みました。
↓
どうやって私募ファンドであるBMキャピタルを知ったのか?
↓
ファンドマネージャーがどのような方なのか?
↓
ファンドの成績がどのようになっているのか?
↓
ファンドの運用手法とは?
↓
手数料形態とは?
↓
出資するための手続きの説明
↓
質疑応答
5chでは以下の懸念も語られています。しかし、これも面談を受けると払拭することができます。
BMキャピタルは1000万から行けるらしいので
今までの成績はいいらしいが、流石に怖いな
大企業ではないので、コンプラ的に変な気を起こされたら、0になるというのが100%ないわけじゃないしな
ファンドマネージャーの顔写真と詳細な経歴などを知ることができます。
紺綬褒章を受章していたり、東京大学から栄誉賞を与えられていたりと30過ぎの若さにして素晴らしい功績を残されています。
直近はアクティビスト投資の過程として上場企業の大株主となり取締役にも就任しています。
取締役になるためには経歴や信用面など様々な審査を通過する必要があります。取締役となっていることで信用が担保されていますね。
どの企業の役員となっているか等は気になる方は問い合わせして聞いてみましょう。
また、一番皆さんが気になっているであろうファンドのリターンをグラフを元に確認することができます。毎年のリターンについても確認することができます。
イメージとしてはBridgewaterのような下落に強い右肩上がりのチャートとなっています。
当サイトでもとりあげていますが投資手法についての解説もあります。
面談しないと手に入れることができない情報が目白押しとなっっているので、気になっている方は面談を受けることを強くおすすめします。
また、筆者も面談するまでに懸念していたことなのですが、出資を強要されることはありませんでした。
納得いただけたら投資してパートナーとなりましょうというスタンスで、家に持ち帰って自分で考えてから出資のお願いをいたしました。
また、私以外にも実際に面談を受けた方の書き込みが5chにあったので参考にしていただければと思います。
面談はオンラインで30分程度で、内容を説明してくれて、その後質疑応答して終わりと簡単だったよ
あまり身構える必要がないというのがわかりますね。
コラム:検索ワードにある「森山」や「西郷」や「松本」とは?
BMキャピタルで検索すると森山や西郷や松本といった名前を目にすることがあります。
おそらく面談がきまった方が、名前を調べた結果予測変換で出てくるようになったのでしょう。
以下、現在は森山しか確認できません。
これは地方によって面談する方が違うからだそうです。森山氏は営業統括的な立場で東京エリアを担当しているそうで筆者の面談は森山氏でした。
おそらく東京エリア担当は森山氏なのでしょう。
関西エリアは西郷氏で地方とオンラインは松本氏という区分けがあるそうです。ファンドマネージャーはまた別で存在します。
彼らはあくまで出資者に説明を担当している方々ということですね。
まとめ
BMキャピタルは投資信託とは異なり証券会社経由ではなく、直販形式で募集されています。
実際に営業員とあって、戦略、リターン、ファンドマネージャー、税金等の詳しい話を聞いて納得した上で出資という流れになります。
投資信託を購入する前に目論見書を読む方は少ないと思います。しかし、対面での説明であれば確り内容を確認した上で出資を行うことができます。
投資手法等については参考になることも多く、出資するしないに関わらずに話を聞いてみるのも面白いでしょう。
むしろ大切な資産を預けるのだからこそ、運用体制やファンドマネージャー、運用手法については詳しく聞いて理解した上で投資するべきだと思います。
筆者が面談した際もそうでしたが、出資を強制されることはなかったので安心して臨めるかと思います。
悩みたい場合は持ち帰って考えることができるので、とりあえず話を聞いてみるというスタンスで問題ないかと思います。