BMキャピタル(BM CAPITAL)

BMキャピタルの組み入れ銘柄は?過去のバリュー株投資事例(アクティビスト活動含む)

2022年5月19日

BMキャピタルは私募ファンドであり、組み入れ銘柄などを公開することは強制されていません。

同社はアクティビスト活動も行なっており、リアルタイムで銘柄を公開することにメリットは全くありませんが、過去の運用成績、投資銘柄、アクティビスト活動などは四半期ごとに配布される報告書に掲載されています。

 

リアルタイムで公表はされませんが、資金額が大きいためどうしても投資している銘柄の大株主として名前が登場してしまいます。

萬世電機なんかは話題になっていましたね。真のお金持ちは自分でお金持ちだと証明せずとも、どうしても公に名前が出てきてしまうとよく言われますが、BMキャピタルもそのような感じです。

第4位の株主

 

 

BMキャピタルが組み入れる銘柄の特徴

日本株に投資

BMキャピタルは日本株に特化して投資をしています。

筆者自身もなぜ世界の中でも日本なのか?と面談で会話をしたことがあります。

 

実際にデータとして、日本株は非常に割安であること。2021年末時点のデータで、日本株式市場のPERはなんと17.8倍です。

全世界が29倍、先進国が32倍となっており、米国は36.4倍です。

日本PER

 

PBRに目を向けても、日本は1.5倍、全世界 3.2倍、先進国 3.4倍です。

これまでも日本株は妙味がありましたが、Covid19パンデミックにより、各国異次元の金融緩和を実施し、米国株が大きく割高となってしまいました。

次に資金が移動する先は日本なのではないかとの見解も多くのアナリストが出しています。

 

また、東証、ジャスダック、マザーズなどに上場している銘柄数は世界の主要市場に対して最大です。役4000社が上場しており、プロ投資家がカバーしきれないほど多くなっています。そこに好機があり、割安で仕込むことができる銘柄がたくさん眠っている状況なのです。(来年から市場区分は変わりますが、上場銘柄数は引き続き多数)

 

プライム市場

 

 

ジャスダックやマザーズなど、個人投資家がメインの市場で、BMキャピタルのような豊富な資金を持つファンドはアクティビストとしてもかなり有利に投資を進められるものとなるでしょう。

 

日本株のバリュー株に投資

バリュー株投資について詳細は以下の記事を参考にしてください。

→ バリュー株投資とグロース株投資はどっちがおすすめ?あらゆるデータから両者を徹底比較する

 

よく、「バリュー相場」「バリュー銘柄のETF」などなどとオールド大型銘柄が有利な相場、組み入れられた銘柄がバリュー銘柄だと言われます。

しかしこれらはPERやPBRなどのみ(当然重要な指標です)に着目した指標やETF(上場投信)であり、真のバリュー株銘柄とは言えません。

 

バリュー株とは、本来バリュー(価値)があるのに、市場全体の調整や誰も気づいていない状況から「割安で放置されている」銘柄を指します。

つまり、相当な目利きが必要であり、玄人向けの投資手法です。

 

上記で述べたように沢山の価値がある割安銘柄が日本には眠っています。

またBMキャピタルのファンドマネジャー自身が事業家出身であり、一流英国投資銀行で経験を積んだ玄人でもあることから、日本株式市場でのバリュー株投資が非常にマッチするのです。

 

BMキャピタルの過去の投資事例

極東貿易

極東貿易は産業機械に特化した専門商社ですね。設立は1947年と非常に老舗であり、PERが低いのはもちろん、価値ある会社で放置された会社だったのでしょう。BMキャピタルは2018年末まで保有だったので、最後の上昇を取れたのではないでしょうか。

8093 極東貿易

 

 

エーワン精密

エーワン精密は、自動車部品や金属の切り削りを行う際の切削工具の製造メーカーです。

企業評価を実施することで信頼性の高い東京商工リサーチが実施した格付けでは、全国中小製造業利益率ランキングで全国6位に輝く優良企業です。

BMキャピタルは2015年からの投資であり、割安ではなくなったタイミングで手仕舞い(利益確定)をしています。

 

6156 エーワン精密

常磐開発(2021年4月上場廃止)

会社名 常磐開発株式会社
時価総額 70億円
設立年 昭和35年
代表取締役 髙木純一
事業概要 建築業
環境事業
不動産事業

 

建築業を行なっている会社でした。当時の時価総額は70億円とまさに割安状態。

2020年11月に経営陣によるマネジメントバイアウト(MBO)が発表されました。

経営陣の買い付け株価は7800円、当時株価は6000円でありその差額を埋める株価急騰が起こりました。BMキャピタルもこの上昇気流に乗っていきました。この際に常磐開発の筆頭株主となりました。

MBOによる株価上昇

 

 

その後アクティビスト活動として、外国人大株主、経営陣との交渉を経て買い付け価格を9000円まで引き上げることに成功。そこで利益確定という流れですね。あっという間に15%程度のリターンを獲得です。

BMキャピタルの資金量で、短期決戦を制するのは非常に難しいと思いますが結果をしっかり出しており驚くばかりです。

 

まとめ

今回はBMキャピタルが組み入れる銘柄の特徴とその背景、そして過去に実際に投資をした企業を非常に簡潔ですが書き記してみました。

非常に玄人的な銘柄選定と、アクティビスト活動の実行力に定評があり、個人投資家としても資本市場のダイナミクスを感じることができます。

 

締め括り

 

堅実複利運用

おすすめ投資先ランキング

長期で資産を着実に育てる

 

資産運用で資産を増やす方法は様々あります。効率を求めるのであれば、株式投資が最良の選択肢であることは疑いようのない事実です。

過去の歴史を見ると、それは火を見るより明らかです。「市場が伸びるところ」が最も効率よいです。苦労なく成果を挙げられます。

 

各資産の超長期リターン

 

しかし、株式投資も医者になるくらい勉強をしなければ勝てません。であれば、我々は早々にリスクの高い個別株投資という選択肢は捨てるべきです。

そして、投資のプロが運用する「ファンド」(投資信託、ETF、ヘッジファンド)を選ぶべきなのです。

ここでファンド選びが最も大切です。長年、筆者も資産運用を実施してきました。

 

結局は絶対にマイナスになる年を作らない、小さい利回りでも良いのでしっかりプラスを出す、それを長年続けるファンド。このようなファンドを活用することがベストプラクティスであり、正しい資産運用です。資産が強烈に伸びていきます。

 

上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング記事を作成してみましたので参考にしてみてください。

 

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