難易度は高い?個人投資家が目指すべき投資利回りは年利10パーセントが妥当?狙うべきリターンと投資先を検証する。

まとまったお金の預け先

難易度は高い?個人投資家が目指すべき運用利回りは年利10パーセントが妥当?狙うべきリターンとおすすめの預け先を検証する。

2022年5月18日

 

皆さんは長期的に資産を形成するにあたり「複利効果」を味方につけたいと、まずは考えるかと思います。

 

compound average growth rate

 

つまり、堅実な利回りを目指しとにかくプラスを積み上げていくのが大前提になりますが、では一体どれほどの利回りを狙っていけばよいのでしょうか?

目標利回りが高いとリスクが高すぎますし、低すぎても複利効果が小さく、試算が増えていきません。

 

よく引き合いに出される数字が「10パーセントの利回り」です。

では何故10%のリターンが重要とされているのでしょうか?

 

本日は年率10%のリターンがもたらす絶大な威力と10%のリターンを目指す際の注意点、更に魅力的な投資先についてお伝えしていきたいと思います。

 

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年率10%の複利で構築できる資産をイメージしよう

では、まず年率10%の複利の力をイメージしていきましょう。

 

資産を20年で7倍にすることが可能

1000万円を年率10%で運用した場合の資産推移は以下となります。

1000万円を年率10%で運用した場合の資産の推移

 

資産の推移
現在 1,000
1年後 1,100
2年後 1,210
3年後 1,331
4年後 1,464
5年後 1,611
6年後 1,772
7年後 1,949
8年後 2,144
9年後 2,358
10年後 2,594
11年後 2,853
12年後 3,138
13年後 3,452
14年後 3,797
15年後 4,177
16年後 4,595
17年後 5,054
18年後 5,560
19年後 6,116
20年後 6,727

 

8年後には2倍以上をすることができ、20年後には7倍近くまで資産を膨らませることができます。

複利の力の偉大さを知りますね。

 

最初は徐々にしか増えていない印象ですが時間が経つにつれて資産の伸びが急激に早くなっています。

 

追加投資で複利効果を加速させることも可能

1000万円を投資しながら、毎年100万円ずつ追加投資して年率10%で運用した場合の資産の伸びは以下の通りとなります。

 

100万円ずつ追加投資して10%で運用した場合の資産推移

投資元本 資産の推移
現在 1,000 1,000
1年後 1,100 1,200
2年後 1,200 1,420
3年後 1,300 1,662
4年後 1,400 1,928
5年後 1,500 2,221
6年後 1,600 2,543
7年後 1,700 2,897
8年後 1,800 3,287
9年後 1,900 3,716
10年後 2,000 4,187
11年後 2,100 4,706
12年後 2,200 5,277
13年後 2,300 5,905
14年後 2,400 6,595
15年後 2,500 7,354
16年後 2,600 8,190
17年後 2,700 9,109
18年後 2,800 10,120
19年後 2,900 11,232
20年後 3,000 12,455

 

18年後には1億円を達成することも可能な水準となります。

 

年率10%は妥当な水準なのか?

年率10%の複利効果の偉大さについてお伝えしてきました。

では年率10%が狙うべき妥当な水準なのかという点について検証していきましょう。

 

ウォーレンバフェットの長期平均リターンは年率20%

Warren Buffett

まずは投資の世界で神様と呼ばれているバフェットの投資リターンと、1965年に1000万円を投資した場合の資産推移についてまとめています。

 

Berkshire 資産推移
1965 49.50% 150
1966 -3.40% 144
1967 13.30% 164
1968 77.80% 291
1969 19.40% 347
1970 -4.60% 331
1971 80.50% 598
1972 8.10% 647
1973 -2.50% 630
1974 -48.70% 323
1975 2.50% 331
1976 129.30% 760
1977 46.80% 1,116
1978 14.50% 1,278
1979 102.50% 2,587
1980 32.80% 3,436
1981 31.80% 4,529
1982 38.40% 6,267
1983 69.00% 10,592
1984 -2.70% 10,306
1985 93.70% 19,963
1986 14.20% 22,797
1987 4.60% 23,846
1988 59.30% 37,987
1989 84.60% 70,124
1990 -23.10% 53,925
1991 35.60% 73,123
1992 29.80% 94,913
1993 38.90% 131,834
1994 25.00% 164,793
1995 57.40% 259,384
1996 6.20% 275,466
1997 34.90% 371,604
1998 52.20% 565,581
1999 -19.90% 453,030
2000 26.60% 573,537
2001 6.50% 610,816
2002 -3.80% 587,605
2003 15.80% 680,447
2004 4.30% 709,706
2005 0.80% 715,384
2006 24.10% 887,791
2007 28.70% 1,142,588
2008 -31.80% 779,245
2009 2.70% 800,284
2010 21.40% 971,545
2011 -4.70% 925,883
2012 16.80% 1,081,431
2013 32.70% 1,435,059
2014 27.00% 1,822,525
2015 -12.50% 1,594,709
2016 23.40% 1,967,871
2017 21.90% 2,398,835
2018 2.80% 2,466,002
2019 11.00% 2,737,262
平均リターン 20.3% -

 

55年間で資産を2737倍にしています。平均リターンは20%となっています。

神様でも20%であることに驚いた方も多いのではないでしょうか?

 

確かに単年度や数年間高いリターンを残すファンドや個人は存在しています。しかし、50年間安定して高いリターンを平均して出すのは非常にむずかしいのです。

 

その他にも、ジェームズシモンズ率いる世界最高峰のクオンツファンド、ルネサンステクノロジーのメダリオンファンドは30年間の平均利回りが40%となっています。

名実共に世界最強のヘッジファンドと言えるでしょう。ただし、同ファンドは戦略上、大規模な資産では同様のリターンを出せないとし、ファンド規模を小さめに抑えております。(メダリオンファンド以外にもファンド展開しておりルネサンステクノロジーの総残高は世界3位)

 

メダリオンファンドにアクセスできるのは自社社員のみという運用になっており、このような平均年利回り+40%を享受するには、ルネサンステクノロジーに入社するほかなさそうです。(ゴールドマンサックスに内定するよりもはるかに難しそうです)

少し話がずれましたが、やはり卓越したリターンの裏には制限があり、その制限がないバフェットのリターンは驚愕といえます。

 

 

平均的な成績であるS&P500指数の平均リターンは10%

では平均的な成績を出しているS&P500指数の成績をみてみましょう。

実はS&P500指数は平均的に10%のリターンを叩き出しています。

S&P500の運用利回りと資産の推移

S&P500 資産推移
1965 10.00% 1100
1966 -11.70% 971
1967 30.90% 1,271
1968 11.00% 1,411
1969 -8.40% 1,293
1970 3.90% 1,343
1971 14.60% 1,539
1972 18.90% 1,830
1973 -14.80% 1,559
1974 -26.40% 1,148
1975 37.20% 1,575
1976 23.60% 1,946
1977 -7.40% 1,802
1978 6.40% 1,918
1979 18.20% 2,266
1980 32.30% 2,999
1981 -5.00% 2,849
1982 21.40% 3,458
1983 22.40% 4,233
1984 6.10% 4,491
1985 31.60% 5,910
1986 18.60% 7,010
1987 5.10% 7,367
1988 16.60% 8,590
1989 31.70% 11,313
1990 -3.10% 10,962
1991 30.50% 14,306
1992 7.60% 15,393
1993 10.10% 16,948
1994 1.30% 17,168
1995 37.60% 23,623
1996 23.00% 29,057
1997 33.40% 38,762
1998 21.00% 46,902
1999 21.00% 56,751
2000 -9.10% 51,587
2001 -11.90% 45,448
2002 -21.10% 35,858
2003 28.70% 46,150
2004 10.90% 51,180
2005 4.90% 53,688
2006 15.80% 62,171
2007 5.50% 65,590
2008 -37.00% 41,322
2009 26.50% 52,272
2010 15.10% 60,165
2011 2.10% 61,428
2012 16.00% 71,257
2013 32.40% 94,344
2014 13.70% 107,269
2015 1.40% 108,771
2016 12.00% 121,824
2017 21.80% 148,381
2018 -4.40% 141,852
2019 31.50% 186,536
平均リターン 10% -

 

55年間の平均リターンは10%で、資産を186倍にまで増やすことができます。

平均年率20%だった場合は資産を2737倍に増やせているので、長期的な10%の複利の差は大きな差を産むことになるのです。

 

年率10%のリターンを狙うにあたり気をつけるべきこと、米国株のインデックスは本当に正解か?

では年率10%のリターンを狙うのであれば、米国株のインデックスに投資しておけばいいのでは?

と単純に考えられた方も多いと思います。確かに30年間長期投資をするのであれば、高い可能性で10%に近い複利リターンを狙うことがでできます。

 

しかし、通常の株式投資では大きく資産を失ってしまう可能性があります。リーマンショックが印象的でしたが、株式市場には度々暴落局面が存在しています。

リーマンショックのように一気に下がらなくとも、複数年にわたって下落し続ける場合もあります。特にITバブルがはじけた2000年から2002年には継続して下落していきました。

 

2000年 -10.14%
2001年 -13.04%
2002年 -23.37%
合計 -41.12%

 

長期投資をするつもりでも10年間投資したとしても報われるとは限りません。以下は1928年から10年間投資した場合のリターンをプロットしたものです。

1929年の某ラグラフ:1929年から1938年の平均年率リターン
1930年の某ラグラフ:1930年から1939年の平均年率リターン


S&P500指数の10年間の平均リターン

 

10年間の平均リターンがマイナスになるケースも頻繁に存在しているのです。

10年間の平均リターンが▲3%の場合、10年間で40%近い資産を失うことになります。

 

あくまで20年以上の超長期リターンを狙う場合に限ってインデックスは安全ともいえますし、時には大きく資産を失うことを覚悟の上で投資をする必要があるのです。

加えて、2022年に入りインデックスは暴落しています。

 

これは2020年より金融緩和を実施してきたことによるツケが回ってきた結果です。

インフレが止まらず、米FRBも必死で利上げをしていますので、株は逆風の嵐の中にいます。S&P500はかなり下に掘り、ラリーを繰り返し少しずつ下落幅を広げています。まだインフレが収まっておらず、企業業績も下方修正が続いていますのでどこまで下落していくのか、全く予想がつきません。

S&P 500 Index

 

インフレ率は以下の通りです。これが収まり、しばらく利下げが始まり、株式市場に活気が戻るまではインデックスファンドに投資をしても仕方がないでしょう。

5年スパンで待つことになるかもしれません。とにかく今はインデックスファンドを買ってはいけない時期です。積立ならいいかもしれませんが、まとまったお金は他の投資先を検討するべきです。

米国インフレ率

 

 

安全に年率10%以上を狙うための選択肢

長期投資で資産を形成する上で重要なことはなるべく下落耐性を抑えながら安定してリターンを積み重ねることです。

関連:エンダウメントの投資戦略を参考に長期的に資産を形成しよう!オルタナティブ投資を活用し資産分散を行うメリットについてお伝えする。

 

そのような方におすすめなのがヘッジファンドという選択肢です。ヘッジファンドはどのような市場環境でもプラスのリターンを出すことを命題とする絶対リターン型のファンド携帯です。

→ 日本でも知名度上昇中のヘッジファンドとは?投資信託との違い・投資手法・運用を任せるリスクと失敗するファンド選びについて簡単にわかりやすく解説

 

実際、ヘッジファンドは以下の通り下落を回避したりミニマイズしながらS&P500指数よりも高いリターンを出しています。

ヘッジファンドとS&P500指数と世界株式指数のチャート

 

以下で筆者の目線で暴落耐性が強く高いリターンを出しているファンドについてお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

【2022年】日本国内の優良ヘッジファンドのおすすめ先を紹介!選択に必要な知識と魅力的なファンドをランキング形式で初心者にもわかりやすく解説!

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まとめ

複利で10%のリターンを継続することができれば20年で7倍近い資産を形成することができます。更に追加投資をしていくことで億万長者も見えてきます。

長期的に10%を狙っていく上で、よく考えられるのが米国株のインデックスですが時折暴落をして耐えきれない資産を失う可能性があります。

安定して10%以上のリターンを狙うのであればヘッジファンドという選択肢が魅力的になってきます。以下でもお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

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締め括り

 

堅実複利運用

おすすめ投資先ランキング

長期で資産を着実に育てる

 

資産運用で資産を増やす方法は様々あります。効率を求めるのであれば、株式投資が最良の選択肢であることは疑いようのない事実です。

過去の歴史を見ると、それは火を見るより明らかです。「市場が伸びるところ」が最も効率よいです。苦労なく成果を挙げられます。

 

各資産の超長期リターン

 

しかし、株式投資も医者になるくらい勉強をしなければ勝てません。であれば、我々は早々にリスクの高い個別株投資という選択肢は捨てるべきです。

そして、投資のプロが運用する「ファンド」(投資信託、ETF、ヘッジファンド)を選ぶべきなのです。

ここでファンド選びが最も大切です。長年、筆者も資産運用を実施してきました。

 

結局は絶対にマイナスになる年を作らない、小さい利回りでも良いのでしっかりプラスを出す、それを長年続けるファンド。このようなファンドを活用することがベストプラクティスであり、正しい資産運用です。資産が強烈に伸びていきます。

 

上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング記事を作成してみましたので参考にしてみてください。

 

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