BMキャピタルの手数料(コミッション)形態について解説!

BMキャピタル(BM CAPITAL)

BMキャピタルの手数料(コミッション)形態について解説!

2022年8月4日

株や債券、投資信託にヘッジファンドなどで資産運用をしていく中で、手数料とは必ず払わなければならないものです。

巷にはノーロード投信という手数料の低いファンドが流行していたりしますが、基本的には人件費も調査費用もかからないインデックスファンドなので、手数料はほぼ無しで当然です。

しかし、アクティブファンドやヘッジファンドはそれ相応のコストが運用リターンの源泉になっているため、比較的高額である場合がほとんどです。

 

今回はBMキャピタルに投資を考えた場合、どれくらいの手数料がかかってくるのかを解説していきたいと思います。

 

BMキャピタル公式へ

 

BMキャピタルの手数料

手数料

 

ヘッジファンドはどこも同様ですが、BMキャピタルも大きく3つあります。

  1. 購入手数料
  2. 管理手数料
  3. 成功報酬

 

購入手数料

購入手数料は5%です。10000万円を投資する場合、初期に5%の50万円がかかってきます。

アクティブ投信が3.3%などですから、少々高いと思われる方も多いでしょう。

 

BMキャピタルの場合は、長期投資が大前提にあります。

長期で考えるとイニシャルコストのインパクトは薄れていくので、そこまで気にする必要はないのかもしれません。当然1年で解約などを考えてしまうと、それは高い手数料と言えるでしょう。

 

管理手数料

管理手数料は年率6%です。ヘッジファンド型投信などよりも若干高いです。

人件費、調査費用、会社訪問(アクティビスト活動)、その他海外視察など、会社は活発に動いており、それがリターンの源泉となりますので、どうしても管理手数料はかかってきます。

 

成功報酬

成功報酬はヘッジファンド特有の手数料です。BMキャピタルもハイウォーターマーク方式となっています。

ハイウォーターマークは、ファンドマネジャーが業績不振で多額の報酬を得ることがないようにするものです。

フェアを保つ制度であり、ファンドマネージャーが一定期間損をした場合、運用資産(AUM)から業績ボーナスを受け取る前に、ファンド資産をハイウォーターマークより上に持っていかなければなりません。

 

High-water-mark

 

例えば、1000万円を投資し、ヘッジファンドが30%のリターンを獲得した場合に1300万円となります。

成功報酬が50%であれば、投資家の受け取りは1150万円となります。

次の四半期で、ヘッジファンドが-13%の損失を出し、投資家の出資額が1000万円に戻った場合、成功報酬は発生しません。

翌四半期に再度ファンドが30%の利益を出し、出資者の投資元本が1300万円になった場合も、ここで成功報酬が出されるのは公平ではありませんので、成功報酬は発生しません。

 

あくまで、元本が最高値を超えていかない限りは成功報酬は発生しないと理解しましょう。

BMキャピタルの成功報酬は50%となっています。

 

ヘッジファンドの手数料は高い?

BMキャピタルのみならず、海外の著名ヘッジファンドや国内ファンドの手数料の高さに筆者も当初は驚きを隠せませんでした。

しかし、これまで投資してきた経験と、ヘッジファンドの手数料とリターンの相関を見ると、手数料で投資を諦めるのはあまりにも勿体無いことだと確信するようになりました。(日本のアクティブ投信は手数料が高く、リターンが低すぎて目も当てられないのですが)

 

先日、面白い記事がありました。

ブルムバーグの記事なのですが、バークレイズが調査を行ったところ、高い手数料を徴収するヘッジファンドは安価な手数料のファンドよりも高いリターンを上げる傾向にあったとのこと。

 

バークレイズのキャピタル・ソリューションズ・グループによる最近の調査によれば、最も高い料金を徴収するヘッジファンド会社はより安価なところよりも長期的に高いリターンを上げる傾向があった。高額料金のファンドは業界の著名企業である場合が多い。バークレイズは約290のヘッジファンドの手数料とリターンを調査した。

  複数のトレーダーを採用してさまざまな市場に投資するマルチマネジャーファンドのパフォーマンスが最良のグループに入った。また、顧客が運用コスト、ポートフォリオマネジャーの報酬、その他費用を全て負担する「パススルー」システムのファンドが「優れた純リターンを生み出した」という。部分的なパススルーまたはこうした料金を課さないファンドに比べ、ベンチマークを上回るリターンであるアルファも大きい傾向があった。

資産の一定割合やコストの一部を課す「伝統的な」ファンドの中では合計手数料が高い企業の方が優れた純リターンとアルファを生み出したことも分かった。

Are Hedge Fund Fees Worth It? - Bloomberg

 

Multi-manager funds with full fees often produce the strongest net returns

Expensive Traditional Managers Also Outperform

 

思えば上記のデータは当然で、高品質な情報、優秀な人材、上場企業経営陣へアクセス(会合、コミュニュケーションなど)する上で、コストが安いはずがありません。

言わばこれは投資であり、投資をしない企業に未来はありませんので、どうしても卓越したリターンを目指す上で、このようなコストは避けては通れません。

 

それをケチったファンドが顧客を集めるためだけに安価な手数料を提供し、低いリターンに甘んじていることがほとんどだということです。

そもそも成功報酬を低くしたりでファンドマネジャーの意欲を削いでしまっては、明らかにリターンは下がってしまうものと想像します。適切なコストを払ってより高いリターンを獲得していく、手数料も投資的な考え方が必要ですね。

 

まとめ

BMキャピタルの手数料について解説してきました。

上記だけでは不明な点も多々あると思われますので、その辺は担当者に詳しく聞いてみると良いでしょう。

BMキャピタル

BMキャピタル公式へ

 

 

締め括り

 

堅実複利運用

おすすめ投資先ランキング

長期で資産を着実に育てる

 

資産運用で資産を増やす方法は様々あります。効率を求めるのであれば、株式投資が最良の選択肢であることは疑いようのない事実です。

過去の歴史を見ると、それは火を見るより明らかです。「市場が伸びるところ」が最も効率よいです。苦労なく成果を挙げられます。

 

各資産の超長期リターン

 

しかし、株式投資も医者になるくらい勉強をしなければ勝てません。であれば、我々は早々にリスクの高い個別株投資という選択肢は捨てるべきです。

そして、投資のプロが運用する「ファンド」(投資信託、ETF、ヘッジファンド)を選ぶべきなのです。

ここでファンド選びが最も大切です。長年、筆者も資産運用を実施してきました。

 

結局は絶対にマイナスになる年を作らない、小さい利回りでも良いのでしっかりプラスを出す、それを長年続けるファンド。このようなファンドを活用することがベストプラクティスであり、正しい資産運用です。資産が強烈に伸びていきます。

 

上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング記事を作成してみましたので参考にしてみてください。

 

堅実複利運用

おすすめ投資先ランキング

長期で資産を着実に育てる

 

-BMキャピタル(BM CAPITAL)