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金持ちこそ投資の威力を最大限に活かせる?富裕層の資産運用の有効性について徹底解説!

2022年5月18日

筆者のような一般庶民が富裕層になるために最も手堅い手段が投資です。

ただ、資産運用が本当に効果を発揮するのは実際に富裕層になってからなのです。実は富裕層こそ投資を行うインセンティブが大きい属性の人なのです。

 

本日は何故富裕層が投資を行うべきなのか?何故富裕層こそ投資を行う妙味が高いのか?

という点についてお伝えしていきたいと思います。

 

富裕層に投資が必要な理由①:金持ちならではの支出がある

富裕層には富裕層ならではの悩みがあります。その点について、まずはお伝えしていきたいと思います。

筆者も曾祖父がいわゆる富裕層であったことや、進学校だったため友人が富裕層の家庭出身が多かったこともあり富裕層ならではの悩みについて記載していきます。

※私の家庭は時を経て富裕層ではなくなりました。

 

固定資産税が発生する

富裕層の方は一戸建てなどの住居などの固定資産を保有している方も多いと思います。

固定資産税は保有する資産評価額が高ければ高いほど高くなります。固定資産税は以下の計算式で算出されます。

税額=課税標準 × 1.4%(標準税率)※1

 

課税標準は固定資産税課税台帳に登録されている固定資産税評価額です。固定資産評価額が高い場合は年間100万円以上の固定資産税を支払うことも珍しくないのです。

年間100万円は毎年と考えると大きな出費ですね。

 

交際費が高い

富裕層は富裕層と交際していかないといけません。

富裕層同士の交際は食事代も高くなりますし、身だしなみを整えるためにお金が必要となります。

美容代や理髪代、服装代に贈答品と挙げたらきりがありません。必要経費とはいえ毎年流出していく費用が大きいのも富裕層の悩みのタネですね。

 

教育費も高い傾向にある

富裕層は子供の教育にも力を入れる傾向にあります。

以下は筆者が卒業した東京大学の親の年収の分布です。年収950万円以上の家庭が54%を占めます。

 東大生の実家の年収分布

 

また、東京の富裕層であれば慶応等の一流私立にいく場合は更に費用が必要になります。以下は慶応の小学校から中学校で必要な金額は以下となります。

慶応の小学校と中学校の学費

 

 

幼稚舎に入った場合、初年度160万円、2年生から6年生で630万円かかります。つまり合計で790万円です。

そして、慶応大学に進学できる内部の高校の費用は以下となります。初年度130万円で、残りの2年間で192万円かかります。つまり合計で322万円となります。

 

慶応の高校の学費

 

小学校から高校までの学費だけで1000万円がかかるのです。さらに、その後に大学の学費が発生します。

以下は慶応大学の学費ですが合計で約500万円ほど発生します。医学部だけは別格で約2000万円の学費が発生します。

慶応の大学の学費

 

つまり、内部進学で慶応を小学校から大学まで卒業させる学費だけで1500万円〜3000万円の費用が発生することになるのです。

他の私立一貫校でも同様です。教育ビジネスが進展しており、富裕層の子供達との交流を促すためには教育費に大きな資金が必要となってくるのです。

関連:【医師の投資】医者を職業にする人が資産運用が必要な理由とおすすめの投資先についてわかりやすく解説。

 

 

富裕層に投資が必要な理由②:複利効果が得られる

先ほどは富裕層は資金需要が多いという理由を元に投資の必要性についてお伝えしてきました。しかし、それ以外にも富裕層が投資を行うべき大きな理由があります。それが「複利」の力です。

例えば一般的に優秀といわれる年利10%の利回りで運用できた場合を考えてみましょう。

→ 個人投資家が目指すべき投資利回りは10パーセントが妥当?狙うべきリターンと投資先を検証する。

 

最初の初期投資額が100万円の場合、10年で資産は以下の通り増加します。

 

資産推移(万円) 資産増加額(万円)
元本 100 -
1年目 110 10
2年目 121 21
3年目 133 33
4年目 146 46
5年目 161 61
6年目 177 77
7年目 195 95
8年目 214 114
9年目 236 136
10年目 259 159

 

10年経過したとしても159万円しか増加していませね。しかし、そもそもの元本が1億円の場合はいかがでしょうか。

 

資産推移(万円)  資産増加額(万円)
元本 10,000 -
1年目 11,000 1,000
2年目 12,100 2,100
3年目 13,310 3,310
4年目 14,641 4,641
5年目 16,105 6,105
6年目 17,716 7,716
7年目 19,487 9,487
8年目 21,436 11,436
9年目 23,579 13,579
10年目 25,937 15,937

 

10年間で増加率は変わりませんが、1億6000万円も資産を増加させることができます。

160万円資産が増加しても一年間少し贅沢できる程度に止まりますが、1億6000万円増加したら人生が変わります。

 

富裕層に投資が必要な理由③:富裕層にだけに開かれた投資がある

富裕層が投資をすることの有効性についてお伝えしてきましたが、更に富裕層には追い風となる情報があります。

世の中にはある程度の資金以上しか受け付けていない、富裕層限定の投資先が存在しています。その代表格がヘッジファンドです。

 

通常のインデックス投資だとITバブル崩壊や、リーマンショック、コロナショックのようなショック時に精神的に耐えられない資産の下落を招きます。

例えば資産1億円が一気に5000万円近くまで下落したことを想像してみてください。とても精神的に不安定になって夜も眠れないことが想定できると思います。

 

しかし、ヘッジファンドはどのような市場環境でも利益を狙いにいく絶対収益型のファンドです。市場が大幅に下落する局面でも機動的に投資ポーションを変更するなどして損失を回避してくれることが期待できます。

 

実際、筆者が投資しているヘッジファンドでは運用開始以来7年間1度もマイナスの成績を出していません。安全性の高い運用手法で尚且つ収益力も高い手法を用いているのです。

 

以下で筆者が投資しているBMキャピタルについて詳しくお伝えしていますので参考にしていただければと思います。

 

 

まとめ

富裕層こそ投資をするべき理由は以下の三点ということをお伝えしてきました。

 

  • 富裕層ならではの出費がある
  • 複利効果を大きく得られる
  • 富裕層にのみ開かれた特別な投資先がある

 

筆者の家系のように富裕層から一般家庭に成り下がってしまう前に適切な投資を行って資産を守り育てていきましょう!

締め括り

 

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資産運用で資産を増やす方法は様々あります。効率を求めるのであれば、株式投資が最良の選択肢であることは疑いようのない事実です。

過去の歴史を見ると、それは火を見るより明らかです。「市場が伸びるところ」が最も効率よいです。苦労なく成果を挙げられます。

 

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しかし、株式投資も医者になるくらい勉強をしなければ勝てません。であれば、我々は早々にリスクの高い個別株投資という選択肢は捨てるべきです。

そして、投資のプロが運用する「ファンド」(投資信託、ETF、ヘッジファンド)を選ぶべきなのです。

ここでファンド選びが最も大切です。長年、筆者も資産運用を実施してきました。

 

結局は絶対にマイナスになる年を作らない、小さい利回りでも良いのでしっかりプラスを出す、それを長年続けるファンド。このようなファンドを活用することがベストプラクティスであり、正しい資産運用です。資産が強烈に伸びていきます。

 

上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング記事を作成してみましたので参考にしてみてください。

 

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