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手数料が高い?三井住友トラストが運用する「世界経済インデックスファンド」を徹底評価!

手数料が高い?三井住友トラストが運用する「世界経済インデックスファンド」を徹底評価!

世界経済が拡大していくことは間違いないとして世界経済に一括で投資できる投資信託に投資をしている方も多いのではないでしょうか?

当ブログでも以前、全世界に投資するファンドとして「セゾン資産形成の達人ファンド」と「セゾンバンガードグローバルバランスファンド」について取り上げました。

 

本日はセゾン投信と並んで有名な世界経済に投資することができると評判の世界経済インデックスファンドについて取り上げたいと思います。

世界経済インデックスファンドとは?

世界経済インデックスファンドは三井住友トラストによって運用されています。

世界中の株と債券のインデックスファンドを組入

世界経済インデックスファンドは世界の株式だけでなく、債券も組み入れます。分類としては以下の6つに分かれます。

【株式ポーション】
✔︎ 国内株式
✔︎ 先進国株式
✔︎ 新興国株式

【債券ポーション】
✔︎ 国内株債券
✔︎ 先進国債券
✔︎ 新興国債券

また、それぞれの資産について組み入れているのはアクティブファンドではなく、指数に連動するインデックスファンドです。

→ パッシブ運用型(=インデックス型)とアクティブ運用型投資信託はどちらがおすすめ?成績や手数料を含めてわかりやすく比較する!

 

各組み入れインデックスファンドのリターンの比較は以下の通りとなっています。

世界経済インデックスファンドの組み入れ各ファンドの基準価格の推移

債券と株式で半々に投資をしている

世界経済インデックスファンドは株と債券に半々で投資をしています。2021年4末時点でのポートフォリオは以下の通りとなっています。

世界経済インデックスファンドの組入比率
資産構成比率 基本構成比率
国内債券インデックス 3.52% 5%
先進国債券インデックス 28.90% 30.00%
新興国債券インデックス 13.90% 15.00%
国内株式インデックス 5.08% 5.00%
先進国株式インデックス 32.18% 30.00%
新興国株式インデックス 15.45% 15.00%
その他 0.97% 0.00%

 

基本構成比率は通常時に目指すポーションということになります。一方、今の資産構成は実勢状況をみてファンドマネージャーが微妙に調整したり、日々の価格の値動きで変動したポジションということになります。

なお、基本構成比率はGDP構成と比較して新興国の組み入れ比率が少なく、日本と先進国の組み入れ比率が大きくなっています。

世界経済インデックスファンドの組み入れ比率をGDP比率と比較

世界経済インデックスファンドの手数料

世界経済インデックスファンドはインデックスファンドを組み合わせていますが手数料は特に購入手数料で高めに設定されています。

購入手数料:3.3% (税込)
信託手数料:年率0.55% (税込)

コラム:債券投資を組み入れる意味はあるのか?

よく株式と債券を組み入れることでポートフォリオの安定性が高まって下落を抑制しながら資産を増やすことができると言われています。

実際、以下世界経済インデックスファンドのレポートが示している通り株式と債券を組み合わせたポートフォリオは安定したリターンを出してきました。

 

債券と株式を組み合わせた時の安定したリターン

しかし、これは今までの世界では通用しましたが、今後の世界では通用しません。なぜ、株が下落した時に債券が上昇するのかという理由について皆さんはご存知でしょうか?

 

株価が下落すると、中央銀行による金融緩和が実施されるという観測が市場で発生して金利が下落します。金利が下落すると債券価格は上昇します。

結果的に株価が下落する時には、債券が上昇するという逆相関の関係がありました。そのため、今までは債券を組み入れることでポートフォリオのリターンを安定させることができました。債券ETFの仕組みについて詳しくは以下の「マネリテ」さんの記事が参考になります。

→ (参照)【ロールダウン効果とは?】債券ETFの利益の源泉をわかりやすく解説する!

 

しかし、現在の先進国債券利回りはコロナショックを受けて先進国最高水準の米国長期債ですら1%台という水準になっています。

米国長期債の推移

参照:FRED

 

殆ど金利が下落する余地は少なくなってきています。つまり債券価格が上昇する余地自体少なくなってきているのです。

実際、ヘッジファンドの帝王といわれるレイ・ダリオも債券をポートフォリオから2020年6月以降外しています。2021年の現在も状況は変わっておらず、債券を組み入れる意義は現在殆どないといっても過言ではないでしょう。

世界経済インデックスファンドのリターンを評価

それでは肝心な世界経済インデックスファンドのリターンについてお伝えしていきたいと思います。

世界経済インデックスファンドの単体のリターン

以下は設定来の世界経済インデックスファンドのリターンとなります。

世界経済インデックスファンドの価格推移
騰落率
1ヶ月 2.08%
3ヶ月 5.45%
6ヶ月 11.23%
1年 21.29%
3年 26.20%
設定来 181.34%

 

12年5ヶ月で181.34%ということは年率リターンに直すと8%程度と優秀な成績を残しています。しかし、今後は先ほどコラムでお伝えした通り債券が低いパフォーマンスとなることが想定されるのが懸念されるところです。

世界の株と債券の半々に投資するeMAXISバランス(4資産均等型)と比較

世界の株と債券を半々で投資しているファンドとしてeMAXISバランス(4資産均等型)があります。eMAXISバランス(4資産均等型)の投資比率は以下となっています。

世界経済インデックスファンドのポートフォリオ

ポートフォリオとしては新興国の株式と債券が入っていないという違いがありますが、債券と株式の比率は世界経済インデックスファンドと同じになっています。

青:世界経済インデックスファンド
赤:eMAXISバランス(4資産均等型)

セゾン資産形成の達人ファンドとeMAXISバランス(4資産均等型)の比較

殆ど同様のリターンとなっています。

セゾン資産形成の達人ファンドに比べると大幅に劣後

一方、世界株式に分散投資するセゾン資産形成の達人ファンドとの比較は以下です。

青:世界経済インデックスファンド
赤:セゾン資産形成の達人ファンド

世界経済インデックスファンドとセゾン資産形成の達人ファンドのリターンの比較

株単体のセゾン資産形成の達人ファンドは価格の値動きが激しいですが長期でみると債券を組み入れている世界経済インデックスファンドに対して高いリターンを実現しています。

まとめ

世界経済インデックスファンドは世界の株と債券に半々に分散投資をしているファンドです。安定したリターンを積み重ねていますが、今後は債券が上昇余地がないところをみると株式のみの場合に比べてパフォーマンスは劣後し続けることが想定されます。

理想的なのは株式投資のリターンを享受しながらも下落を抑制して安定的に上昇する投資先に投資することだと思います。以下のランキングでは筆者が実際に投資しているファンドを含めて安定的に資産を形成できるファンドについてまとめていますので参考にしていただければと思います。

長期で力強く資産を育てる安定複利運用。筆者が考える勝率の高いおすすめ投資先、投資哲学・投資戦略が明確なファンド。

 

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資産運用で資産を増やす方法は様々あります。効率を求めるのであれば、株式投資が最良の選択肢であることは疑いようのない事実です。過去の歴史を見ると。それは火を見るより明らかです。「市場が伸びるところ」が最も効率よいです。苦労なく成果を挙げられます。

 

 

苦労なく、と申し上げました。しかし「個別株」については別です。

自分で株式投資で高いリターンを狙うのは、はっきりいって危険極まりありません。株式市場とはそんなに甘い世界ではないです。株式市場で勝つには、血の滲むような努力が必要です。とある米国の有名トレーダーは言いました。

医者になるには膨大な勉強が必要だ。高度な知識と技術が求められるから。株式投資も同様だ。しかし、株式投資は皆すぐにハイリターンを叩き出せると思ってしまう。そして破産する。株式投資で勝つにも医者になるのと同じくらいの勉強が必要だ」(グーグルで調べたらすぐに出てくる言葉です)。

 

筆者も同感で、株式投資も医者になるくらい勉強をしなければ勝てないと思料します。であれば、我々は早々にリスクの高い個別投資という選択肢は捨てるべきです。そして、銘柄分散された「ファンド」(投資信託ETFヘッジファンド)を選ぶべきなのです。

 

多くの人は短期間で大きなリターンを狙います。しかしこの考え方では資産は大きく築けません。投機思考は早く卒業することが大切です。月利なんて言葉はこの世から消えれば良いのに、くらいに思っています。高配当株も大嫌いです。元本が溶けるので。

 

長期間・マイナスを出さず、着実なプラスリターン」を重ねる資産運用。これが、資産を増やす上で最もパワフル、そして強烈です。(計算してみてください。10年間、毎年5%の利回りを出し続けるのと、高いリターンは出す年はあるもマイナスリターンもある、という10年間を。「10年間、毎年5%の利回り」の複利効果に度肝を抜かれるのではないでしょうか?)

 

長年、筆者も資産運用を実施してきました。結局は絶対にマイナスになる年を作らない、小さい利回りでも良いのでしっかりプラスを出す、それを長年続ける。これがBest of Bestであり、正しい資産運用です。資産が強烈に伸びていきます。

上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング記事を作成してみましたので参考にしてみてください。

 

 

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