クリエネ関連で評判のイノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンドを徹底評価。組み入れ銘柄の構成や株価から未来を占う

日本の投資信託(含むETF)分析

クリエネ関連で評判のイノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンドを徹底評価。組み入れ銘柄の構成や株価から未来を占う

イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンドを今回は取り上げていきます。

最近はクリーンエネルギーのテーマファンドが非常に多いです。

筆者もテーマ色の強い銘柄があれば、時期を見定めて飛び乗りたいですが、イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンドを分析するのはそのタイミングを測るため、また業界に詳しくなるためでもあります。

それではじっくり見ていきましょう。

 

イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンドの概要

投資対象は日本含むグローバル株式(脱炭素化社会実現に向けた 取り組みやイノベーションに貢献する企業)

脱炭素ジャパンは日本株特化の脱炭素銘柄を投資対象でした。

イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンドは世界中から見つけてくるようで、脱炭素ジャパンよりも見どころあるファンドだと思いました。

 

筆者個人としては、日本株特化の脱炭素というと東レと日立に投資するしかないではないかと、非常に狭い視野のファンドだと思っていました。

日本の一つの産業として応援するファンドという位置付けで、投資が社会貢献になるのかもしれませんが、リターンには関係ないことです。

筆者は高いリターンを得て、その後に自分が貢献したい社会領域に資金を投じたいです。

 

話が逸れてしましましたが、カーボンニュートラルとは、CO2の削減により排出量を減らすことですね。

 

カーボンニュートラルについて

 

風力発電、エネルギー貯蔵、太陽光発電、EV、再生可能ディーゼル、水素燃料電池、高度な半導体などが注目されています。

注目されたとしても、その分野の株式銘柄が上昇を続けるわけでは有りません。株式とは未来を織り込み、織り込むには大規模な資金が必要です。環境が揃わなければテーマ銘柄は上昇しません。

後続でしっかりと運用成績から、カーボンニュートラル領域の流行がいつくるのかを考えたいと思います。

 

セクター配分と組入上位10銘柄の顔ぶれとは?(2022年10月31日時点

組⼊上位10カ国・地域は以下となっています。

1 アメリカ 76.90%
2 ⽇本 5.30%
3 韓国 3.50%
4 ノルウェー 2.40%
5 イギリス 2.20%
6 チリ 2.00%
7 ザンビア 1.20%
8 中国 1.00%
9 ドイツ 1.00%
10 台湾 0.90%

 

米国がやはり圧倒的です。次に日本ですが、5%程度なので米国株ファンドですね・・・。

具体的なポートフォリオは以下です。

No. 銘柄 業種 テーマ 比率
1 チャート・インダストリーズ 資本財サービス アメリカ 産業用エネルギー転換 4.10%
2 エンフェーズ・エナジー 情報技術 アメリカ クリーン・エネルギー生成 3.90%
3 シュルンベルジェ エネルギー アメリカ 産業用エネルギー転換 3.90%
4 アルベマール 素材 アメリカ 産業用エネルギー転換 3.60%
5 シェニエール・エナジー エネルギー アメリカ クリーン・エネルギー生成 3.20%
6 アナログ・デバイセズ 情報技術 アメリカ 交通・輸送の変革 2.80%
7 ベーカー・ヒューズ エネルギー アメリカ 産業用エネルギー転換 2.70%
8 フリーポート・マクモラン 素材 アメリカ 産業用エネルギー転換 2.70%
9 ライベント 素材 アメリカ 産業用エネルギー転換 2.60%
10 バレロ・エナジー エネルギー アメリカ 交通・輸送の変革 2.50%

 

全て米国株となっています。チャートインダストリーズは11月に暴落していましたね・・・。10月末ではそれはまだ反映されていないです。エンフェーズ・エナジーは好調です。

チャートインダストリーズ 株価

ENPH 株価

 

 

手数料(売買手数料/信託報酬・管理報酬)

購入時手数料は3.3%(税抜3.0%)です。

運用管理費用 (信託報酬)は年1.925%(税抜1.75%)です。信託財産留保額はありません。

比較的アクティブファンドの中では手数料は高めですね。

 

 

イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンドのリターン・利回りは?基準価額チャートもチェック

基準価額・純資産総額の推移(円・億円)

 

基準価額チャートを見る限り、この一年半でプラスリターンですね。上記で見たエンフェーズが年初来+80%など、クリーンエナジー領域は好調です。(脱炭素ジャパンの日本特化クリーンエナジー銘柄は不調ですが)

 

1カ月 3カ月 6カ月 1年 3年(年率) 5年(年率) 10年(年率) 設定来
トータルリターン 10.15% 7.46% 15.27% 10.63% -- -- -- 28.63%

 

素晴らしいリターンですね。テーマ株ファンドとして、2022年は成功した類のファンドと言えるでしょう。

なぜ米国のクリーンエナジー銘柄が好調かというと、バイデン大東町がクリーンエナジー技術の国内生産を加速させるために、大胆な政策を打っているからです。

6月7日、バイデン米国大統領は、エネルギーコストの削減、送電網の強化、気候変動への対処を目的としたクリーンエネルギー技術の国内生産を加速させるために、大胆な行動を起こした。

これらの行動には、ソーラーパネル部品を含む生産を加速するための国防生産法(DPA)の認可、「スーパー・プリファレンス」ステータスを含む基本供給契約の開発を指示することにより、米国が全力を挙げて国内のソーラー製造能力の増強に取り組むこと、米国のソーラー事業者がクリーンエネルギー事業と21世紀の電力網を構築するために必要とする部品の安定供給を確保すべく、国内生産の急速拡大として24か月の橋渡しをすること、などが含まれる。

クリーンエネルギー技術は、家庭のエネルギーコストを下げ、送電網のリスクを減らし、気候変動に対処するために必要なインフラの重要な部分だ。これまでバイデン大統領は、クリーンエネルギーと気候に関するアジェンダを通じて、これらの技術への投資を動員してきた。その結果、昨年は米国史上最大の太陽光発電、風力発電、バッテリーの導入が行われ、米国のクリーンエネルギー製造への大規模投資のきっかけにもなっている。

民間企業は、米国内でEVやバッテリーを製造するために、新たに1,000億ドル(約13兆円)以上の民間資本を投入し、クリーン水素や洋上風力発電、その他の技術に大規模な投資を行っている。米国は2024年までに、国内の太陽光発電の製造能力を3倍にする予定だ。

FACT SHEET: President Biden Takes Bold Executive Action to Spur Domestic Clean Energy Manufacturing

 

株価は未来を織り込みます。まさに米国のクリーンエナジー政策によりカーボンニュートラルに取り組んでいる企業が大きく恩恵を享受する企業の未来を織り込んでいるのです。

つまり、株価は今が旬ということですね。長続きすることはまずないので、今から無理に入ろうとしなくても良いと思います。既に投資していた人はおめでとうございます。

 

素晴らしい投資判断だったと思います。世界でも米国のクリーンエナジー銘柄しか上昇していないのは、バイデン政権のみが積極的に動いているという背景が有ります。

 

 

イノベーティブ・カーボンニュートラル戦略ファンドの掲示板などの口コミ評判

以下の通りです。基本的にリターンは出ているので、あまり悪い口コミはありませんでした。日本版はやはり厳しい言葉がありますね。

手数料高いファンドって、投資家としてどうか?

テーマ物件だから仕込みと退け時の判断が問われますね。すぐに解決する問題じゃないけどバイデンさんやる気満々
日本の自動車メーカーにとっても避けられなくなってる
自動車産業が衰退したら日本は途上国に落ちる

くだらないテーマだ。
●電力サービスが同時同量サービスであることを知らない人が多い
●放射能と放射線の区別すら知らない人が多い
ということで、まだ原発が推進されるならまだしも、多くは再エネ推進。
電力サービスの品質とは何か?を知らない白痴者としかいいようがない。

未来の世界のために買いましょう。

カーボンニュートラルやはりその流れは止められないようだ
日本版は辞めたけど
ここは伸びが期待できる 日本はいつも遅い

やっぱ強い!戻ってきたね!カーボンニュートラル😏

戦争で完全にトーンダウン。
ニュートラルなんてロシアのガスありきの戦略だったからね。大人しく資源株にでも乗り換えた方がいい。
脱炭素はニュートラルからキャプチャーに転換する。

 

 

今後の見通しとまとめ

今後の見通しとしては、既に今年の前半から米国のクリーンエナジー銘柄は上昇してきましたので、相場の初期段階から入ることは既に不可能です。

流行は長くとも二年ですので、もう一年あるかないかだと思います。ただ、それは金融緩和の場合です。

当然、金融緩和の状態で今年のバイデン政権の動きがあれば、クリーンエナジー銘柄はさらに上昇していたでしょう。しかし、今年は金融引き締め元年であり、まだまだ利上げは続いています。

 

基本的には、今からこのファンドに乗るのは遅すぎるので、別のファンドで検討すれば良いと思います。

 

 

締め括り

 

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おすすめ投資先ランキング

長期で資産を着実に育てる

 

資産運用で資産を増やす方法は様々あります。効率を求めるのであれば、株式投資が最良の選択肢であることは疑いようのない事実です。

過去の歴史を見ると、それは火を見るより明らかです。「市場が伸びるところ」が最も効率よいです。苦労なく成果を挙げられます。

 

各資産の超長期リターン

 

しかし、株式投資も医者になるくらい勉強をしなければ勝てません。であれば、我々は早々にリスクの高い個別株投資という選択肢は捨てるべきです。

そして、投資のプロが運用する「ファンド」(投資信託、ETF、ヘッジファンド)を選ぶべきなのです。

ここでファンド選びが最も大切です。長年、筆者も資産運用を実施してきました。

 

結局は絶対にマイナスになる年を作らない、小さい利回りでも良いのでしっかりプラスを出す、それを長年続けるファンド。このようなファンドを活用することがベストプラクティスであり、正しい資産運用です。資産が強烈に伸びていきます。

 

上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング記事を作成してみましたので参考にしてみてください。

 

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