資産1000万円超え向けの運用法

FX(外国為替証拠金取引)で1000万以上を運用するのはNG。稼いだ資産を溶かしてしまう前に真剣に考えよう!

2022年5月16日

最初にズバッと言ってしまうと、1000万円以上の資産を軍資金として「FX」で運用しては絶対にダメです。

たまに、遺産相続で急に入ってきた大きな資産をFXで一気に1億円に増やしたいという人を見かけます。しかし、FXで勝つというのは難易度が高すぎておすすめできません。

 

何を隠そう筆者は事業会社で為替ディーラーを行なっていました。

業界の内部構造をしると素人がFXで勝ちを収めようとするのが如何に無謀なことなのかを身をもって知っています。

 

むしろ、血の滲むような努力をする気の無い人以外はFX自体をおすすめしません。絶対にやめましょう。

今回の記事では、なぜここまでFXをおすすめしないのか、本来あるべき資産運用の方法はどのようなものなのかを解説していきます。

 

 

FXとはそもそもどのような取引なのか?

FXとは日本語で「外国為替証拠金取引」と言います。

FX」は「Foreign Exchange」の略称です。

 

ただ単純にドルと円を交換して、為替の動きで値幅を取るのが「為替取引」です。

1USD=100円で1ドル購入して、為替が1USD=120円になった時に円に戻せば120円です。20円の儲けです(手数料、税金がここから引かれます)。

ドルに限らず、英国ポンド、ユーロなどあらゆる通貨で値幅を取っていきます。

データでは当然ではありますが最も有名なドル円が最も多く取引されていますね。

 

取引通貨はドル円がメイン

 

「為替証拠金取引」は自分が保有する金額以上の取引を可能にするレバレッジ取引です。

10万円しかなくても、100万円の取引を可能にします。100万円の数パーセントを「証拠金」として預けるだけで大口取引が可能です。

元本が大きくなると、利益は大きくなるのがこの資本主義のルールです。100万円で10%の利益は10万円ですが、1000万円の10%の利益は100万円です。

 

しかし、この元本を大きくするというのは自分の資産を頑張って貯金などで増やすには時間がかかります。資本主義の一番残酷な部分です。

FXの証拠金取引では、そのプロセスをすっ飛ばして、今すぐに大口取引ができるようになるのがメリットです。

この事実だけを聞くとFXであっという間にお金持ちになれそうですよね。

1000万円しか持ってなくても1億円でレバレッジをかけたら明日にでもお金持ちになれる気がします。

 

しかし、世の中そんなに甘くありません。そんなに楽勝なら街は金持ちで溢れかえっています。

FXは究極的に難しい運用です。為替は誰にも読めません。

あとで詳しくなぜ難易度が高いのかは述べたいと思いますが、日本人はFXが相当な好きな人種で夢追い人が後を絶ちません。

本屋に行けばFXで稼ごうという書籍で溢れています。

 

本屋に並ぶFXの雑誌

 

チャートが読めればFXは簡単だとの喧伝が並んでいます。しかし、簡単なわけがありません。

隣に仮想通貨市場最強の先読みという本もありますし、株の裏技とか書いてある雑誌もあります。

これが本屋に堂々と一番目立つところに置いてあるのはどういうことなんでしょう?

日本って先進国ですよね?

日本のFX取引をするトレーダーも年々増加しています。

 

金融先物取引業協会が11月30日に発表した四半期統計データによれば、2020年9月末時点の店頭FX口座数は約892万となり、1年間では約70万口座増加した。

店頭FX口座数は、同データが公表されている2007年6月(約79万口座)から一貫して増加基調にあり、近年の推移は以下の通り。

2015年9月末:600万口座
2016年9月末:646万口座(+7.5%)
2017年9月末:702万口座(+8.7%)
2018年9月末:763万口座(+8.7%)
2019年9月末:825万口座(+8.1%)
2020年9月末:892万口座(+8.1%)

今年11月26日にはLINE FXが10万口座突破を発表したが、市場全体としても堅調に伸びているようだ。

参考:店頭FX、5年で290万口座増/GMOクリック、ロスカット監視間隔を短縮ほか──11/29~12/5のFXニュース

 

毎年8%ずつ口座数は成長、2020年9月末時点で892万口座。

日本の会社で働いていても、給与が上がる未来もありません。

年金も貰えない可能性などを考えて「お金に働かせる」方向にシフトするのは正しいのですが、その先がFXなのは残念な結果です。

実際にどれくらいの人がFXでプラスを出しているのでしょうか。

実態調査でわかった「FXで儲けた人は6割!

6割以上がFXで儲けていました。想定と違う2%くらいかと思っていました。

これは本格的に筆者もFXに参入しなければならないか・・・と悩んでしまいます。

 

しかし、よく見てみましょう。利益が出ている人の35%が20万円未満の利益。

そして、このようなアンケートで気をつけなければならないのは「生存者バイアス」です。これは引用元のザイFXにも記載されています。

 

そもそも退場した致命傷の人はアンケートに参加しておらず、今FX取引をしている人しかアンケートに答えていません。

現在FX取引をしているということは、負けていない、もしくは負けがまだ小さく挽回できると思っている人、に絞られます。

実際にFXで勝っている人が全体の何割かはわからないのです。

 

そもそも元本の金額もわからないので、100万円以上儲けた人が7%と言われてもいまいちピンと来ないですよね。

筆者の周りに4人FXにチャレンジした人がいましたが、一人は20万円の損失が出たところでやめました。もう一人は、トントンでしたがあまりにも難易度が高くやめました。

 

3人目は一度、一晩で200万円稼ぎましたが、その次の日に400万円を失い足を洗いました。どんなレバレッジをかけて取引をしてたんでしょう。

最後の一人は、年に数千万円稼いでいます。

1日20時間ほどチャートと睨めっこをしています。彼の場合は、本当にFX取引が好きで、チャートが大好きで、しかも向いていたということでしょう。

 

好きなFXだからこそ、血の滲む努力ができています。

といっても、最初の2年は儲からなかったと言っていました。むしろ数百万円損失を抱えていたと。

生存者は筆者の肌感だと25%です。

 

どれくらいの人が儲かっているのかは正確にわかりません。

FXは未知数ですが、その未知数故に、本屋で堂々と「儲かる」と書いた雑誌が置かれるのも許されるのでしょう。

証拠がないですからね。

たださっきのデータの気になる所が、FX生存者の中のほとんどが利益と損失が20万円未満、20万円以下なんですよね。6割が必死にFX取引をして、±20万円ということです。

 

実態調査でわかった「FXで儲けた人は6割!

 

最初にデータを見て勝っているトレーダーが6割を超えると見た時に、筆者も以前開いたFX口座(取引経験ありますが全く儲からず)を開いてしまいました。

しかし、現在はそっと閉じた状態が続いています。

 

為替ディーラーとして知った残酷な真実

FXはレートが上昇するか、下落するかを当てるゲームです。

上がるか下がるかの確率は2分の1で、勝者の裏に敗者が存在するゼロサムゲームです。

もはや投資ではなく、ポーカーの類ですね。株式投資は時価総額自体が上昇していきますから、プラスサムゲームですからね。

 

ゲームである以上、有利なプレーヤーが存在します。

それは、以下のプレーヤーです。

  • 情報の集まる金融機関のディーラー
  • 市場を動かす資金を持っているヘッジファンドなどの資金力のある機関投資家

銀行にはオーダーが集まるので、どこが固いか、ここを抜けたら走るかなどの情報が筒抜けです。

金融機関同士も暗号的なやりとりで情報共有を行なっています。

つまり、個人投資家達とは情報の非対称性が存在しています。当然、金融機関のディーラーの方が強いのは想像に難くありません。

 

また、株式市場といえども資金力のあるファンドがレバレッジをかけて市場に参加すると市場自体を動かす力を持っています。

彼らは自分の力で市場を動かし、個人投資家がのっかてきて、ある程度伸びたところで利益を確定していきます。

ポーカーでも資金力がある方が当然強いですからね。

 

これらの主体のように職業として為替市場に取り組んでいる人の方が圧倒的に有利な環境で戦うことができます。

個人投資家は為替市場におけるカモなのです。

 

FXで儲けるにはテクニカル分析しかない

ではそんな難しいFXでどのように儲ければよいのでしょうか?

これをやったら確実に儲かると思います。自信があります。FXで儲ける方法は一言で言い切れば「勝率の高いチャートパターンを見つける」。

 

これだけです。経済の動き、菅首相が何か発言した、バイデンが何か政策を発表した。

このようなファンダメンタルズ要素でトレードをする人もいるでしょう。

 

しかし、為替ははっきり言って読めるような代物ではありません。勝率の高いチャートパターンを見つけて、例えば10回中6回勝てるパターンで勝負するのがセオリーです。

さて、どのようにその勝率の高いチャートパターンを見つければ良いのでしょうか?

 

例えば、チャート分析でお馴染みの「ゴールデンクロス」になった時に百回ほどトレードしてみます。勝率が6割を超えるかどうかを確認します。

ダメなら、違うチャートパターン。それもダメなら次のチャートパターン。

チャートパターンだけではなく、1月は過去から見てこのようなアノマリーがあり、このアノマリーが起きているときはこのチャート、といったように、複数の勝ちパターンを確立します。

 

あとは、そのチャートパターンが形成された時に、作業をするかのようにトレードするだけです。

株もそうですが、売買は感情抜きに、作業のようにやるものです。勝率の高いパターンを覚えて、ルールに従って取引をする。

感情に振り回されている内は、一生勝てません。

 

FXは難しすぎるのでおすすめしない

FXがおすすめできる勝率の高いトレードであれば、どの口座を使えば良いかなど紹介したいところなのですが、紹介できません。

上記で勝ちパターンを見つけて作業のようにトレードすれば良いと言いましたが、勝ちパターンを見つけるのもとても大変です。何千通りのパターンを四六時中試しています。

 

勝ちパターンを見つけて、ようやく利益が出ますがそこまでに損失が大きく出ている場合もあります。ほとんどの人がここで諦めます。胆力が必要なのです。

 

また、勝ちパターンを見つけても、そのパターンが通用しなくなる時期が絶対にきます。

市場は常に変化しているからです。

 

FXで勝つにはつまり、常に勝率の高いチャートパターンを探す旅に出る必要があるのです。取引自体は作業です。

FXをどうしてもやりたいという方は、少額で試してみるのをおすすめします。

 

1000万円以上のまとまった資金の運用なら他にも優秀な運用方法はある

FXをやるのは止めませんが、世の中には幾千もの金融商品があり、しっかりと利益を獲得してくれるものがあります。

なぜわざわざ膨大な手間もかかり、リスクも高いFXを選ぶ必要があるのでしょうか?

 

ハイリスクハイリターンを好む人はFXが向いているでしょう。しかし、筆者であれば時間を活用した「安定した利回り」で勝負します。勝負というか、放置して運用するだけなのですが。

 

 

まず、資産運用を始める上で、どの投資対象を選ぶのかを考えるところから始めましょう。

世界中、無数にある資産でリターンが最も見込めるものはどれなのでしょうか?

株式でしょうか?原油でしょうか?ゴールド、シルバーなどコモディティでしょうか?

資産別リターンの歴史

 

正解は「株式」です。1802年から一貫して上場を続け、2位は長期国債ですが、その長期国債の2倍のリターンである6.7%を記録しています。

一番お金を増やせる投資対象は株式です。

→ 1000万円あったら何に投資する?=株式投資が正解。しかし実際に自分で資産運用・投資をして成功するのか?

 

 

しかし、一番儲かると言っても、それはリターンの側面しか見れていません。リスクも見る必要があります。投資におけるリスクとは価格の値動きの幅のことを指します。

以下はリスクリターンの図です。

株式のリスクが一番高いことがわかります。リターンが高いからこそリスクもそれなりにあるということです。

 

資産クラス別のリスクリターン

 

株式投資ははっきり言ってとても難しいです。どの銘柄が良いのかをまずは判断する必要があります。

その判断には、企業のビジネスモデルの精査、今後の事業展望、マーケット規模、毎回の決算で良い数字を出せているか、今の株価は安いのか、高いのか。

 

選別して投資をした後もまた、どのタイミングで売却するのかも検討する必要がありますし、場合によっては損切りするなど見切りをつけるタイミングを考えなければなりません。

 

10年間個別株をやっているが全く儲からないという人もいます。損失を抱えてしまったという人も後を絶ちません。

そこで考えたいのが、株のプロに投資を任せるということです。

 

株式投資のプロはどこにいるのでしょうか?友達にいたらその人に預けるという選択肢ももちろんあるかもしれませんが、

成績によっては人間関係にヒビが入る可能性もあるのであまりおすすめできません。

選択肢としてはプロのファンドマネジャーが在籍する「投資信託」と「ヘッジファンド」になってきます。

関連:ヘッジファンドと投資信託の違いについてわかりやすく解説!私募ファンドと公募ファンドの代表格を比較する。

 

投資信託という選択肢

投資信託には「パッシブ型」と「アクティブ型」の二つがあります。

詳しくは「インデックス型投信(=パッシブ)とアクティブ型投資信託はどっちがおすすめ?成績や手数料を中心に金融庁データをもとに徹底比較!」で書きましたがここでも少し触れていきます。

 

パッシブ型は株価指数に連動するパフォーマンスを目指す運用です。ファンドマネジャーの手腕は問われません。

アクティブ型は、株価指数をベンチマークとし、アウトパフォームを目指す運用です。ファンドマネジャーの手腕が思い切り問われます。

実際にこのアクティブ型とパッシブ型の投資信託。どれくらいの成績を過去に出しているのでしょうか?

 

分類 5年累積
リターン平均(%)
5年シャープ
レシオ平均
全ファンド
(パッシブ)
22.6 0.4
全ファンド
(アクティブ)
9.7 0.2
国内株式
(パッシブ)
40.0 0.5
国内株式
(アクティブ)
30.9 0.4
先進国株式
(パッシブ)
37.0 0.47
先進国株式
(アクティブ)
12.0 0.23
新興国株式
(パッシブ)
15.2 0.24
新興国株式
(アクティブ)
12.8 0.20
グローバル株式
(パッシブ)
32.6 0.44
グローバル株式
(アクティブ)
8.2 0.17

参照:金融庁「資産運用業高度化プログレスレポート」

 

ファンドマネジャーの手腕が発揮されるアクティブ型がなんとパッシブ型をアンダーパフォームしています。ファンドマネジャーが余計なことをせずに、指数に連動していた方がリターンが高いというのは、なんとも皮肉な結果です。

しかし、裏を返せば、プロでも負けるのが株式投資ということですね。一握りのプロのファンドマネジャーしか指数に勝てないということです。

 

5年累積リターン平均がアクティブ型は9.7%、パッシブ型は22.6%。

アクティブ型はなんと年利回り平均1.86%ということです。ちょっとひどい成績ですね。

 

これは投資信託の手数料構造によるものだと筆者は理解しており、仕方のないことだと思いますが、個人投資家としては残念な結果です。

詳しくはこちらの記事「ヘッジファンドと投資信託の違いについてわかりやすく解説!私募ファンドと公募ファンドの代表格を比較する。」で解説しています。

 

パッシブ型は優秀で、米国S&P500か世界インデックスを購入すればとりあえずは問題ないと思います。

常に右肩上がりの成長という訳ではないことは頭に入れておきましょう。10年スパンで資産が低迷する可能性もあります。

S&P500指数に10年間投資した場合のリターン

 

パッシブ型(インデックス型)を超えるリターンを狙うには、ヘッジファンドの投資が視野に入ってきます。

ヘッジファンドで資産運用

ヘッジファンドのプロのファンドマネジャーはどうでしょうか?

俯瞰的に見ていきたいと思います。

ヘッジファンドの安定したリターン

 

ヘッジファンドが世界株指数とS&P500を上回っています。

アクティブ型の投信のパフォーマンスを超えるパッシブ型投信、そのパッシブ型投信をさらに上回るリターンを出しているのがヘッジファンドです。

 

なぜこのようなパフォーマンスができるかというと「絶対収益型」ファンドだからです。

絶対収益型ファンドとは、株価指数が下落している局面でも、株のショート戦略などを駆使して果敢にリターンを狙っていきます。

もちろん、リスクの高い手法も取り、時には損失を出しますが別でその損失をカバーし、さらなるリターンを狙っていきます。

 

つまり、常に攻めの姿勢で相場に挑んでおり、運用の結果がファンドマネジャーの人生を大きく左右します。

運用結果から「成功報酬」が払われるからです。鬼気迫る思いで相場に臨んでいるのです。

対照的に、投資信託のファンドマネジャーに関しては「成功報酬」が基本はありません。サラリーマンとして固定給を貰い、運用がよければ少しボーナスが増えるという形です。

 

そのような給与体系で、うねりを上げて上下する株式相場で本当に勝てるのでしょうか?

その結果が上記でも触れたの「アクティブ型」の投資信託の運用結果に反映されています。株価指数にすら勝てていないのです。

 

分類 5年累積
リターン平均(%)
5年シャープ
レシオ平均
全ファンド
(パッシブ)
22.6 0.4
全ファンド
(アクティブ)
9.7 0.2
国内株式
(パッシブ)
40.0 0.5
国内株式
(アクティブ)
30.9 0.4
先進国株式
(パッシブ)
37.0 0.47
先進国株式
(アクティブ)
12.0 0.23
新興国株式
(パッシブ)
15.2 0.24
新興国株式
(アクティブ)
12.8 0.20
グローバル株式
(パッシブ)
32.6 0.44
グローバル株式
(アクティブ)
8.2 0.17

 

一番右にあるシャープレシオについては「投資におけるリスクとは?標準偏差を理解してシャープレシオの高い投資を実践しよう!」を参照してください。

リスクリターンを考える上で非常に重要な指標です。

 

また、ヘッジファンドについては詳しく「日本でも知名度上昇中のヘッジファンドとは?投資信託との違い・投資手法・運用を任せるリスクと失敗するファンド選びについて簡単にわかりやすく解説」で解説しています。

ヘッジファンドには様々ありますが、年利回り10%以上を安定して叩き出すファンドマネジャーが在籍するファンドもあります。私自身も2013年からヘッジファンド運用を開始しており、非常に優秀な成績を収めています。

 

国内ヘッジファンドは基本的に、最低出資額が1000万円以上からと高めですが、毎年安定した利回りは複利効果を生かして資産を飛躍させます。

 

ヘッジファンドとは?

 

【2022年】国内優良ヘッジファンドおすすめランキング。資産運用にヘッジファンドを選ぶ理由とファンド選びで失敗しないコツを紹介」でおすすめのヘッジファンドと選び方のコツについて詳しく記載していますので読んでみてください。

 

まとめ

今回はFXとは何か、FXの勝ち方について説明しました。

資産は大きければ大きいほど、実はリスクを取らずに安定運用で、複利効果が生きてきます。

 

FXは100万円以下の資産しかなくて、どうしても人生を賭けてレバレッジで勝負したいという追い詰められた人がやるべき投資です。

血の滲む努力をする必要もあり、もっと他の優良な選択肢がある中で、FXをおすすめできません。

 

この記事が資産運用のお役に立てていれば幸いです。

 

【2022年】日本国内の優良ヘッジファンド(&投資信託)のおすすめ先を紹介!選択に必要な知識と魅力的な金融商品をランキング形式で初心者にもわかりやすく解説
【2023〜2024年】日本国内の優良ヘッジファンド(&投資信託)のおすすめ先を紹介!選択に必要な知識と魅力的な金融商品をランキング形式で初心者にもわかりやすく解説

続きを見る

 

締め括り

 

堅実複利運用

おすすめ投資先ランキング

長期で資産を着実に育てる

 

資産運用で資産を増やす方法は様々あります。効率を求めるのであれば、株式投資が最良の選択肢であることは疑いようのない事実です。

過去の歴史を見ると、それは火を見るより明らかです。「市場が伸びるところ」が最も効率よいです。苦労なく成果を挙げられます。

 

各資産の超長期リターン

 

しかし、株式投資も医者になるくらい勉強をしなければ勝てません。であれば、我々は早々にリスクの高い個別株投資という選択肢は捨てるべきです。

そして、投資のプロが運用する「ファンド」(投資信託、ETF、ヘッジファンド)を選ぶべきなのです。

ここでファンド選びが最も大切です。長年、筆者も資産運用を実施してきました。

 

結局は絶対にマイナスになる年を作らない、小さい利回りでも良いのでしっかりプラスを出す、それを長年続けるファンド。このようなファンドを活用することがベストプラクティスであり、正しい資産運用です。資産が強烈に伸びていきます。

 

上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング記事を作成してみましたので参考にしてみてください。

 

堅実複利運用

おすすめ投資先ランキング

長期で資産を着実に育てる

 

-資産1000万円超え向けの運用法
-