1億円以上の資産運用

独身ならリタイア生活可能な「1 億円」の貯金があったらどんな資産運用ポートフォリオを組成すべき?預け先は優良ヘッジファンドも考慮に入れるべし

独身ならリタイア生活可能な「1 億円」の貯金があったらどんな資産運用ポートフォリオを組成すべき?預け先は優良ヘッジファンドも考慮に入れるべし

資産1億円という数字を夢見て、頑張って貯金して、年収を上げるなど努力に勤しむ人はとてもたくさんいます。

しかし、1億円は基本的には「お金の力」を借りなければ正直達成は難しいのではないでしょうか。

 

株式投資でテンバガー銘柄に当たった、自身がスタートアップ起業家として上場し保有株をロックアップ時に売却した、またはIPOせず他社と会社をM&Aしたなど。

もしくは遺産相続し大金が入った、又は中小企業経営をして順風満帆など。

 

特殊な要素が絡み合い、達成できるのが1億円という資産です。

株式投資で1億円を稼いだ人であれば金融リテラシーが高い可能性がありますが、その他の要因で1億円を手にした人は意外と、資産運用に疎かったりしますよね。

 

今回の記事では、そんな1億円を手にし、今後資産運用を考えている人に向けておすすめのポートフォリオを解説していきたいと思います。

資産1億円とはどのような数字か?リタイア、FIREは可能?

資産1億円」とは特殊な要因がない限り達成は不可能であると最初に述べました。

サラリーマンの給与、そして節約、貯金では実際に達成できない水準だからです。事業を興す、投資で運用するなどの要因が必要です。

関連:金持ちになるには投資が必要な理由を徹底解説!富裕層になる方法をわかりやすく紐解く。

資産1億円ある人の立ち位置

この1億円という資産を持っている人は、「富裕層」という位置にいます。

日本の富裕層・超富裕層の世帯数は、2017年を超えて2005年以降の最多に

 

資産1億円以上の富裕層は124万世帯存在します。

総世帯数が

  • 超富裕層:8.7万
  • 富裕層:124万世帯
  • 準富裕層:341.8万世帯
  • アッパーマス層:712.1万世帯
  • マス層:4,215.7万世帯

 

合計:5,402万世帯なので、上位2.5%に入る富裕世帯です。日本人100人の内の2人か3人しかいない水準ですね。

リタイアは可能なのか?FIREムーブメントに乗る?

しかしこの1億円という資産、仕事をやめても問題ない水準の資産なのでしょうか?

セミリタイア、リタイア、FIRE(Financial Independence, Retire Early)などという言葉が最近では流行しています。

 

基本的に、月の生活費を、総資産を保守的に3%利回りで賄えるという状況になれば、セミリタイアは確実にできるとされています。

 

資産を食いつぶして生きる選択肢を多くの人はまず考えてしまうものですが、今時貯金を斬り崩すという考え自体「間違い」であり「誤り」なので改めましょう。

 

例えば資産1億円があるということは3%の利回りがあれば年間300万円の収入、税後(20.315%)で約240万円が手取りになります。

240万円÷12ヶ月=20万円/月

 

月の生活費が20万円以下であれば、セミリタイアは可能です。完全リタイアをするのも可能かもしれませんが、相当慎ましい生活になってしまうことが想像できます。

 

月の生活費ですが、独身であれば20万円で都市部ではなく地方に住居があれば、十分にリタイアは可能でしょう。

しかし、家族がいる人の方がマジョリティでしょう。

一般家庭の生活費がどのくらいかかるかというと、以下のようなデータがあります。

 

二人以上の世帯のうち勤労者世帯の家計収支
上記は2人以上の世帯の家計収支です。

総支出は313,057円(消費支出)+99,405円(非消費支出、保険など)=412,462円となっています。

 

当然家計によって支出合計は異なりますが、モデルケースが上記であり、より豊かな生活を送ろうと思えばさらに消費支出は大きくなるでしょう。

 

モデルケースの412,462円を3%利回りで賄おうと思うと資産はどのくらい必要になるのでしょうか?

 

(412,462×12ヶ月)÷3%=164,984,800

 

1.65億円が必要です。1億円ではまだまだ足りないことがわかりました。

あと6,500万円を労働と貯金と節約で増やそうという発想には1億円の資産がある人は思わないでしょう。

 

手元にある1億円を使って、上手に資産運用をすれば早期に1.65億円は達成できるはずです。

後ほど、効率的に資産を増やすことが可能なポートフォリオを紹介します。

 

資産が1億円あっても資産運用の重要性は不変

上記で資産1億円世帯は日本の上位2.5%だという話をしました。

1億円といえば、子供の頃、到底辿り着けない、一生目にかかることのない金額だと思いませんでしたか?

筆者は思っていました。「一生遊んで暮らせる金額だ!」というイメージでした。

 

しかし、現実は甘くありません。

日本人の生涯支出は約2.7億円、程良い贅沢をし、文化的な生活を営むのであれば、生涯で5億円前後は考えたいところです。

 

資産が少ない人からしたら、どこまでいってもマネーゲームからおりることはできないのか、お金の悩みは尽きないのかと考えてしまう水準です。しかしこれが現実です。

その反面、資産が1億円を超えている人であれば、生涯5億円の支出に楽勝で耐えられる資産を築くことは、適切な資産運用を行っていれば、そう難しくないことなのです。

 

資産運用で最も大事な概念は「利回り」です。

これが低いと資産の拡大スピードは下がりますが、そもそもの資産の元本が大きいと、利回りが低くとも、リターンが凄まじい効果を発揮します。

 

例えば、安定して利回りを5%出せるとして、

資産100万円の人のリターン:100万円×5%=5万円

資産1億円の人のリターン:1億円×5%=500万円

 

となります。嫌になる程、資本主義の形を突きつけられている気分になりますね。

資産の元本が大きい人が勝てるゲームに人生はなっています。

 

資産100万円の人が500万円のリターンを出そうと思うと、100万円を一つの株式銘柄に突っ込んで、400%リターンを出すしかありません。5バガーを達成する必要があります。

片や、資産1億円の人は寝ているだけです。寝ているだけで資産100万円の人の「大当たり」を引ける状況なのです。

 

どれくらい資産1億円のインパクトがあるか、お分かりになられたかと思います。

 

しかし、

 

資産1億円を持っていても、運用利回りが「マイナス」になった時はそのインパクトも大きいことは頭に入れておきましょう。

資産1億円もあれば、多くの人が投資勧誘をしてくるはずです。

銀行、証券会社、などなど、様々な提案をしてきます。

 

本来は資産運用は金融リテラシーが最低限あれば3%は確実に達成できるものです。

しかし、銀行に営業された商品を購入して、-2%など利回りがマイナスになってしまった時は目も当てられません。

 

1億円×-2%=▲200万円

 

資産が増えるどころか減り、増やす機会1年という時間をも失っています。最低3%、+300万円を見込めたのに▲200万円ということは500万円を失ったのと同義です。

資産運用先の見極めはしっかり行いましょう。

関連:個人投資家が目指すべき投資利回りは10パーセントが妥当?狙うべきリターンと投資先を検証する。

銀行がおすすめする運用先を盲目に信じてはダメ

金融機関は、様々なルートから情報を仕入れて、大きな資産を持っている人を見つけ出します。

ある日電話がかかってきて、営業電話がかかってきます。筆者にもかかってきましたので、口座の資産見て電話してるんだなくらいに思い、そこはスルーしましたが・・・。

 

さて、銀行の営業員がおすすめする商品は、なかなか良いものがありません。

銀行の営業員自体が資産運用のプロではなく、そして勧める商品も「銀行が売りたい」商品であり、著しく利回りが悪いものが跋扈しています。

アクティブ投信や新興国債券を売られた友人も筆者にはいますが、直近で言えばこのような商品が売られている模様です。

 

銀行で提案される投資信託(例) 直近1年間の利回り
ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド -2.25 %
東京海上・円資産バランスファンド -5.96 %
フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド +0.33 %
ダイワ・US-REIT・オープン Bコース -9.36 %
新光 US-REIT オープン -10.69 %
グローバル・ソブリン・オープン +3.85 %
J-REIT・リサーチ・オープン -11.18 %


データ:2020年

 

1億円の資産を運用して、-10%なんて利回りを出されてしまった時には膝から崩れ落ち、2ヶ月くらいは上を向いて人生を歩める気がしません。

資産が大幅に拡大できる1億円を使って思い切り1000万円を溶かされるのですから。

資産運用の相談相手は誰がよい?銀行や証券会社やファイナンシャルプランナーは適切なのかを考察

 

それではここからはおすすめできる運用先を紹介します。

資産運用先の第一候補は「株式投資」で間違いない。でも?

資産を増やすことを考える上で、第一に選ぶべき投資先は「株式投資」しか筆者はあり得ないと思っています。

1000万円あったら何に投資する?=株式投資が正解。しかし実際に自分で資産運用・投資をして成功するのか?

 

もちろん高いリターンを目指さない、目指したくないという人は定期預金にでも預けていれば良いと思います。

 

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉があります。

歴史に学ぶべきなのです。最も効率的に資産を増やせるのはどの資産なのか?

資産別リスクリターン

 

ぶっちぎりで株式投資です。株式投資は1802年から長い歴史上、平均6.7%のリターンを叩き出しております。

2位の長期国債で3.5%、現金はもはや-1.4%となっており、定期預金にキャッシュを置いているだけで価値が下がるということがわかります。

(これは日銀もインフレターゲットを2%に置いており今後インフレが見込まれるので、確実にくる未来だと思います)

 

株式投資一択なのです。

今後の未来はどうなるかはわかりませんが、直近の動向を見てもそれは明らかです。

米国10年債利回りは1%前後をウロウロとしており超低水準です。国債は株式市場とシーソーの関係にあります。米国株が高くなれば日本株も連れ高です。

 

低金利時代は株式が高くなります。低金利である理由は、新型コロナ騒動による不況です。

不思議なことに不況時は株価が高くなるのです。そして、株価が高い時代はまだまだ続きます(3年程度は確実)。

 

そんな中で、株式投資を選ばない理由はありません。

しかし、実際に個別株を売買するのは難易度が高すぎます。

10年以上株式投資をしている筆者でさえ、全く自信がありません。この株高の中でも勝てるのかどうかわかりません。

 

実際に株式投資はリスクが高い投資先です。リスクリターンという言葉がありますが、リスクが高いからこそリターンが高いのです。

投資におけるリスクとは?標準偏差を理解してシャープレシオの高い投資を実践しよう!

 

資産運用のリスクとリターンについて知っておきましょう

 

そんな時に頼りたいのが、「プロの投資家」です。投資のプロに株式投資をしてもらい、リターンを享受するのをおすすめします。

例えばそんな投資のプロがどこにいるのかというと、投資信託とヘッジファンドです。

 

しかし、上記ですでに銀行営業員におすすめされる投資信託は運用利回りが低い粗悪な商品が多いと述べました。

投資信託は選ぶのが難しいです。

そこで、提案としてはやはりインデックス(パッシブ型)の投資信託です。

 

インデックス(パッシブ型)投資信託で資産1億円を運用する

投資信託には「インデックス(パッシブ)型」と「アクティブ型」が存在します。

 

インデックス型投資信託はTOPIXや米国のS&P500など代表株価指数に連動するパフォーマンスを目指していきます。

アクティブ型投資信託は上記のような株価指数をベンチマークとし、そのリターンを超える運用を目指していきます。ファンドマネジャーの手腕が非常に問われ、個人投資家も高めの手数料を支払い資金を託します。

 

しかし、過去5年の運用リターンはインデックス型がアクティブ型を超えてしまっています。

 

分類 5年累積
リターン平均(%)
5年シャープ
レシオ平均
全ファンド
(パッシブ)
22.6 0.4
全ファンド
(アクティブ)
9.7 0.2
国内株式
(パッシブ)
40.0 0.5
国内株式
(アクティブ)
30.9 0.4
先進国株式
(パッシブ)
37.0 0.47
先進国株式
(アクティブ)
12.0 0.23
新興国株式
(パッシブ)
15.2 0.24
新興国株式
(アクティブ)
12.8 0.20
グローバル株式
(パッシブ)
32.6 0.44
グローバル株式
(アクティブ)
8.2 0.17

参照:金融庁「資産運用業高度化プログレスレポート」

 

アクティブ型の年利回りは1.86%、インデックス型は4.15%です。

日本の投資信託を購入するのであれば、インデックス型しかあり得ないでしょう。

金融庁も警鐘を鳴らしています。

 

しかし、4.15%も利回りがあれば、1億円の資産があれば毎年415万円のリターンがあることを意味します。

税後(20.315%)で約330万円です。

確実とは言い切れませんが、330/12=27.5万円と月々30万円弱の生活費はクリアです。

 

富裕層だけができる「ヘッジファンド」での運用も視野に

投資信託のリターンだけでは少し物足りないという方はヘッジファンドの運用を考えるべきでしょう。

 

ヘッジファンドは私募ファンド形態で、あまり情報が多くありません。面談を通して、情報を取る必要があります。

 

ヘッジファンドは「絶対収益型ファンド」であり、株価指数が下落しているような相場でも果敢にリターンを追い求める「攻撃型」の資産運用パターンです。

ヘッジファンドに投資を主にしているのは、機関投資家、富裕層、ハーバード大学など一流大学基金です。

パフォーマンスが安定して高く、ポートフォリオの一環として投資をする人が多々います。

 

ヘッジファンドとS&P500指数と世界株式指数のチャート

 

ヘッジファンドで運用する上での最大の障壁が最低出資額になりますが、国内ヘッジファンドであれば1000万円〜出資を受け付けていることがほとんどです。

資産が1億円以上ある方からすれば大きな壁ではないですね。(海外は1億円〜が通常)

 

以下の記事で、期待利回り10%以上を狙えるヘッジファンド投資先について、詳しく解説していますので参考にしてください。

ヘッジファンドの選び方のポイントも併せて記載しています。

 

1億円のおすすめポートフォリオ

さて、最後に1億円の資産を運用する上で、どのようなポートフォリオが理想的なのかを紹介していきます。

組み入れる銘柄としては以下をおすすめします。

 

  • ヘッジファンド:5000万円
  • 全世界インデックスファンド:1000万円
  • 米国S&P500インデックスファンド:1000万円
  • 金(ゴールドETF):1000万円
  • 現金:2000万円

 

ポートフォリオ

 

基本的に歴史に学び、以下のパフォーマンスが高い順でポートフォリオを組んでいます。

 

ヘッジファンドとS&P500指数と世界株式指数のチャート

 

ヘッジファンド

別記事ですでに記載済みですが、筆者が投資をしているBMキャピタルであれば、年利回り10%以上が見込めます。

 

1億円の内、5000万円をBMキャピタルに盛り込むことでアップサイドを狙いにいきます。

 

全世界インデックスファンド

全世界インデックスファンドは非常に安定的な資産です。

ヴァンガードが提供している「VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)」をおすすめします。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF

 

3年トータルリターン:9.19%

5年トータルリターン:15.09%

直近配当利回り:2.32%

 

5年トータルリターンを年利回りで考えると、利回り2.8%となります。

最低目標の3%を狙う安定的な投資ということです。

全世界に資産を分散しているので、リスクが低く、大きな資産を保有している人にはとても有利な投資となります。

 

米国S&P500インデックスファンド

米国S&P500インデックスファンドで1000万円を運用します。

商品としては「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」がおすすめです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

平均利回りは6.24%です。

全世界に比べて米国に集中しているためボラティリティは高めです。

 

しかし、S&P500インデックスは非常に優秀です。

S&P500インデックス

 

最終的には右肩上がりとなっていくので安心して見ていられますね。

こちらはマイナスになる年も過去195年で57年くらいありました。30%くらいですね。

 

どちらかというと今回のように一括で購入してしまうよりも、積み立てに向いている資産です。

ドルコスト平均法でコツコツと積み上げていくにはうってつけの資産ですね。

 

金(GOLD ETF)

金(GOLD)です。

こちらは資産保全を目的にしています。

 

世界的に通貨の供給量は右肩あがりに増加中です。

特に米国の通貨供給量であるマネーサプライは急激に増加しています。

米国のマネーサプライの増加

金は株に比して出遅れていますので今後遅れを取り戻して上昇していくことが期待されていますが、このまま上昇もないかもしれません。もう織り込んでいるような気もします。十分高いですからね。

購入するとしたらSPDR® ゴールド・シェアでしょう。

 

GOLD保有はあくまで資産保全のためですので、ある意味リターンを産まない死に金になる可能性は否めず、こちらを上記ヘッジファンドや全世界インデックス、全米インデックスに組み入れることも可能です。

金の価格推移

 

現金

こちらの現金は保守的に考えた結果です。

今後、いつコロナショックのような株式市場大暴落があるかはわかりません。

大暴落は好機です。大暴落の時に、キャッシュを持っていれば、思い切り勢いで暴落してしまった優良銘柄に投下し、年率50%、100%のリターンを狙うことができます。

 

これはあまり難易度の高いことではなく、その局面でキャッシュを持っているかどうかが大事なのです。

ですので、ここで保有している現金2000万円はある意味リターンを生み出さない足かせにもなりますので、ヘッジファンド、全米インデックス、全世界インデックスに組み入れても問題ありません。

株価大暴落は10年スパンで来ていますので、しばらくは来ないと多くの人は言っていますが、それは決めつけであって、どこかで必ず来ます。そしてそのタイミングは神のみぞ知る、です。

 

実際に筆者も次の暴落に備えてほんの少しだけキャッシュを残していますが、こちらはご自身の決断が必要です。

ゴールド+キャッシュの3000万円に関しては資産保全で考えましたが、マーケットの勉強をして理解が進めば、ヘッジファンドに預けるなり、インデックスファンドを購入するなり決めれば良いでしょう。

 

付け加えますと、今後日本円の価値は減価する可能性が高いです。

国の政策、方針を見ればわかると思います。

 

2%の「物価安定の目標」

日本銀行法では、日本銀行の金融政策の理念を「物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全な発展に資すること」としています。

物価の安定が大切なのは、それがあらゆる経済活動や国民経済の基盤となるからです。

市場経済においては、個人や企業はモノやサービスの価格を手がかりにして、消費や投資を行うかどうかを決めています。物価が大きく変動すると、個々の価格をシグナルとして個人や企業が判断を行うことが難しくなり、効率的な資源配分が行われなくなります。また、物価の変動は所得配分にゆがみをもたらします。

こうした点を踏まえ、日本銀行は、2013年1月に、「物価安定の目標」を消費者物価の前年比上昇率2%と定め、これをできるだけ早期に実現するという約束をしています。

参考:日本銀行

 

2%の約束」をしています。2020年はインフレ率は-0.1%でした。

下がるところまで下がっているので、あとは上しかない、という水準でもあります。

ここから2%までインフレ率が上昇するよう、日本銀行(政府)は公約を果たす必要があるのです。

 

なぜインフレ率2%をターゲットにするのかという話は別でまたお話ししたいですが、景気を立て直すためというのが答えです。

景気がよくなるタイミングでは政策金利を政府が下げ、金融機関が積極的に企業に貸付を行い、企業が売り上げを増やし、国民の所得が上がり、消費が活発になりインフレ率が上昇します。

つまり、このようなことを本格的に実行していくということです。

 

そのような中で現金を持っていくのはそれなりにリスクがあるということを意識しておきましょう。

あくまで、ここで筆者が2000万円のキャッシュを温存するというのは、次なる株価暴落の好機を逸しないという一つのアイデアです。

この好機をものにできるのであればインフレ率上昇による現金価値の減価は誤差レベルに収まるからです。ただし、その好機を逸しないためにはそれなりの金融リテラシーが必要なので、そこは人次第、というところでしょうか。

 

まとめ

上記はかなり保守的なポートフォリオですが、利回り8.4%程度を目指す運用です。

GOLDの動きは短期的には上に向かいますが、長期ではわかりません。未知数なので0%としております。あくまで資産保全なので。

 

ヘッジファンド 5000 15.00% 750
全世界インデックスファンド 1000 2.80% 28
米国S&P500インデックスファンド 1000 6.24% 62.4
金(GOLD) 1000 0.00% 0
現金 2000 0.00% 0
合計 10000 8.40% 840.4

 

さらにリターンを高めるのであれば、GOLD、現金を上記ヘッジファンド、全世界インデックスファンド、米国S&P500に組み入れることでさらにパフォーマンスは高まるでしょう。

長期で力強く資産を育てる安定複利運用。筆者が考える勝率の高いおすすめ投資先、投資哲学・投資戦略が明確なファンド。

 

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資産運用で資産を増やす方法は様々あります。効率を求めるのであれば、株式投資が最良の選択肢であることは疑いようのない事実です。過去の歴史を見ると。それは火を見るより明らかです。「市場が伸びるところ」が最も効率よいです。苦労なく成果を挙げられます。

 

 

苦労なく、と申し上げました。しかし「個別株」については別です。

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筆者も同感で、株式投資も医者になるくらい勉強をしなければ勝てないと思料します。であれば、我々は早々にリスクの高い個別投資という選択肢は捨てるべきです。そして、銘柄分散された「ファンド」(投資信託ETFヘッジファンド)を選ぶべきなのです。

 

多くの人は短期間で大きなリターンを狙います。しかしこの考え方では資産は大きく築けません。投機思考は早く卒業することが大切です。月利なんて言葉はこの世から消えれば良いのに、くらいに思っています。高配当株も大嫌いです。元本が溶けるので。

 

長期間・マイナスを出さず、着実なプラスリターン」を重ねる資産運用。これが、資産を増やす上で最もパワフル、そして強烈です。(計算してみてください。10年間、毎年5%の利回りを出し続けるのと、高いリターンは出す年はあるもマイナスリターンもある、という10年間を。「10年間、毎年5%の利回り」の複利効果に度肝を抜かれるのではないでしょうか?)

 

長年、筆者も資産運用を実施してきました。結局は絶対にマイナスになる年を作らない、小さい利回りでも良いのでしっかりプラスを出す、それを長年続ける。これがBest of Bestであり、正しい資産運用です。資産が強烈に伸びていきます。

上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング記事を作成してみましたので参考にしてみてください。

 

 

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