資産1000万円超え向けの運用法

1000万円を元本保証で資産運用するのは逆に危険!定期預金や債券投資など低利回り金融商品が招く危険を解説

ようやく苦労して1000万円を貯蓄することが出来た。そろそろ本格的に資産運用を行なって資産の増加スピードを加速させたい。

しかし、リスクをとって運用するのは怖いという理由で、定期預金や債券投資のような元本保証型の投資に走る方もいらっしゃると思います。

 

実際私の元同僚も怖いからという理由で、定期預金に2000万円程突っ込んでる人もおりまたした。

如何に日本人が定期預金を始めとした元本保証型の投資に傾倒しているかがよく分かります。

日米欧の預金比率の比較

日本の現金比率は54%と群を抜いています。しかし、定期預金をはじめとした元本保証型の投資には危険が潜んでいます。

本日は元本保証型の投資の欠点についてお伝えしていきたいと思います。

 

1000万円を高利回りの定期預金で運用した場合

2018年8月時点で最も高い定期預金の金利0.3%とすると複利で運用したとしても以下のようになります。

10年後:1030万円
20年後:1061万円
30年後:1094万円
40年後:1127万円
50年後:1161万円
100年後:1349万円
200年後:1820万円
232年後:2003万円

 

2倍になるのに232年かかります。江戸時代中期までさかのぼらないといけません。

最早当時の通貨は日本円ではなく両でしたね。200年という悠久の時期を経て倍増することができるのです。

 

この間通貨は両から日本円に代わり、更に戦後に旧円から新円に変わりました。

200年という期間の間にいは様々なことが起こる為、もはや2倍程度になる程度では全くたらないといえるでしょう。

1000万円を債券で運用しても殆ど増えない

次に元本保証の代表格ともいえる債券で運用した場合を考えましょう。現在日本では超低金利政策を敷いています。

結果として日本の国債は財務省が発行している優遇金利であっても年率0.05%という定期金利の6分の1という水準なので議論の対象から外すこととします。

財務省の販売している個人向け国債の利回り

 

一方米国も今までであれば先進国の中で最も高い政策金利でした。

しかし、コロナショックをうけて大幅に利下げをしてゼロ金利政策を取っています。

米国の政策金利の推移

 

結果として米国の10年国債でも1%近辺という低水準になっています。ずっと一貫して低下しています。今後、金利の上昇が発生しない可能性もあります。

米10年国債の金利推移

米国の長期国債でも1%しか見込めませんし、注意すべきなのは米ドル建ということです。

ドル円レートは当然毎年1%以上変動するので日本円建でみると決して元本保証とはならないのです。

→ 国債や社債といった債券投資はおすすめできる?金融環境をふまえてETFや債券投資信託を含めて検証する!

 

ドル円レートは長期的に理論的には下落する

先ほどドルの国債はドル建であり、為替リスクを負うとお伝えしました。

そして、インフレが発生している国と発生していない国では、インフレが発生している国の通貨の価値は下落する傾向にあります。

現在日本のインフレ率はゼロパーセントで、米国は2%程度ですので最終的にはドル安円高傾向となります。

 

例えば、例を用いて説明していきたいと思います。

今、日本のインフレ率は0%で、米国のインフレ率は2%だとします。現在、リンゴが日本では100円で、米国で1USDで販売されていたとします。

リンゴはリンゴなので1USD=100円ということになります。

インフレしている国の通貨が下落することを説明

では、一年後どうなっているでしょうか。

日本ではインフレは発生していないのでリンゴは100円のままです。一方。米国では2%のインフレが発生しているので1.02USDになります。

 

同じくリンゴはリンゴなので100円=1.02USDとなります。変換すると1USD=98.04円となり、円高ドル安傾向となるのです。

つまり、米ドル建で得た利益は長期的には為替レートで解消されることになってしまうのです。

 

1000万円を積立型の保険で資産運用する場合

次に代表的な元本保証型の投資先として積立保険が挙げられます。

私も一時期外資保険への転職を考えたこともあったので、積立型の保険についての説明を受けたことがあります。

積立保険型では毎年3万円30年間積みたてることにより、元本1080万が1300万円となって返ってくるというものでした。

 

保険の機能までついて、元本の1.2倍になって返ってくるなんてなんてお得であると思われた方もいらっしゃると思います。

しかし冷静に考えてみて下さい。逆算して計算した場合、年利は約0.8%という結果になりました。

いくら保険という機能がついているとはいえ、30年間資金が拘束された上で年率1%未満では全く割にあいませんよね。

更に途中解約の場合は元本割れした金額となることも注意が必要な点となります。

 

説明を聞いた上での印象としては月4000円の掛け捨て型の保険で、死亡時最大4000万円貰える保険もありました。

掛け捨て保険をかけた上で、運用は自分で行ったほうがよいでしょう。

積立型の場合は毎月3万円積立で65歳までに死んだ場合はたったの1000万円ですからね。

一見お得なように見えますがあまりペイしない型の保険であると断言せざるをえません。

 

財政破綻型のインフレの脅威

元本保証型の投資が危険である理由としてインフレが挙げられます。

日銀が目指している2%の緩やかなインフレであっても元本保証型の投資の利回りを上回ります。

まだ2%程度のインフレですめばよいのですが、最も恐れるのは日本の財政破綻型の強烈なインフレ(=ハイパーインフレ)です。

 

日本の戦後では現在と同様に度を越えた借金を抱え、

更に日銀がヘリコプターマネーを実施したことによりハイパーインフレが発生し前月の2倍の物価となる月もありました。

まさに現在の状況は酷似しており、いつハイパーインフレが起こってもおかしくない状況になっています。

 

むしろ強烈なインフレを用いないと、現在の政府の借金を解決することが出来ない。

唯一の選択肢であるといっても過言ではない状況になっているのです。

ハイパーインフレが起こってしまっては元本保証型の投資では全く対応できないことは留意しておいたほうがよいでしょう。

 

総括

元本保証型の投資は利回りが低いだけでなく、資金を長期間に渡り拘束されるというリスクを抱えています。

資金拘束の間に日本の財政破綻が現実のものとなり強烈なインフレが発生した場合は、

資金の大部分がインフレによって奪われてしまうという悲惨な結果になることが見込まれます。

大切な資産を守りたいのであれば、元本保証型の投資ではなく寧ろ積極的に資産運用を行うことが必要となってくるのです。

締め括り

 

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資産運用で資産を増やす方法は様々あります。効率を求めるのであれば、株式投資が最良の選択肢であることは疑いようのない事実です。

過去の歴史を見ると、それは火を見るより明らかです。「市場が伸びるところ」が最も効率よいです。苦労なく成果を挙げられます。

 

各資産の超長期リターン

 

しかし、株式投資も医者になるくらい勉強をしなければ勝てません。であれば、我々は早々にリスクの高い個別株投資という選択肢は捨てるべきです。

そして、投資のプロが運用する「ファンド」(投資信託、ETF、ヘッジファンド)を選ぶべきなのです。

ここでファンド選びが最も大切です。長年、筆者も資産運用を実施してきました。

 

結局は絶対にマイナスになる年を作らない、小さい利回りでも良いのでしっかりプラスを出す、それを長年続けるファンド。このようなファンドを活用することがベストプラクティスであり、正しい資産運用です。資産が強烈に伸びていきます。

 

上記の条件を主眼に置きながら、筆者のポートフォリオを構成するファンドを中心にランキング記事を作成してみましたので参考にしてみてください。

 

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